支那人にまつわる坂東忠信さんのインタビュー「正論」11月号より

2010.12.20 Monday 19:41
くっくり


海保が50人以上の大量処分へ 保安官は辞表届を提出(産経12/19)

 特に引っかかったのが、18日付記事で「sengoku38」氏の処遇について述べられたこの箇所。

 【最も重い免職に当たるかは過去の事例に照らすと微妙。一方で停職や減給にとどめれば「身内に甘い」と批判を浴びかねない。海保幹部は「最終的には政治判断を仰ぐしかない」と自嘲気味に打ち明ける。】

 おいおいおい!!(゜;)\(--;)
 だーかーら、政治が狂ってるって言ってるじゃないですか!
 そんな連中(≒仙谷官房長官)に政治判断なんか仰いだら、「免職」間違いなしじゃないですか!(-.-#)


 坂東忠信さんのインタビューでもう一点、「反体制の民主活動家であっても、日本は侵略国家であるという共産党の歴史教育そのままの認識と敵愾心を持つ中国人は多い」のくだりも私は重要ポイントとして挙げたいです。

 反体制の民主活動家と聞いて、先日ノーベル平和賞を受賞した劉暁波氏のことを思い浮かべた方も多いと思います。
 おそらく多くの日本国民は、劉暁波氏について「独裁体制と闘う正義の人」といったイメージしか持っていないと思うのですが、ちょい待ち!

 劉暁波氏といえば「08憲章」ですが、実は「08憲章」では台湾の「独立」は認めていません。
 というのも、「08憲章」は「中華連邦共和国」を提案しているのですが、その「中華連邦共和国」は中台統一を前提としているのです。

 さらに付け加えると、「08憲章」にはチベット、東トルキスタンなどの自治区についての言及はなく、「各民族共同繁栄の可能な道筋と制度設計を模索」といった抽象的な書き方がされているだけです。
 彼らが「連邦」の中でどういう扱いをされるのか、どの程度の自治権を与えられるのか、そのへんは不明です。
 (「憧れの大地へ」さんの考察を参照)

 なので、私は劉暁波氏については所詮「中華思想」の持ち主じゃないの?と、どこか冷めて見ている面があります。

[7] << [9] >>
comments (27)
trackbacks (2)


<< 画像で見る民主党政権
「アンカー」菅首相硫黄島訪問の真相と遺骨収容の厳しい現実 >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]