「アンカー」ウィキリークスから読み解く半島情勢&北砲撃は中国了解済!?
2010.12.02 Thursday 03:26
くっくり
青山繁晴
「で、その説明からまず見ていただくと、classification、ね、これあの、この上にTOP SECRETってありますから、2番目ですけども、しかし、ま、重要な秘密事項ですね。そしてOrigin、元は何なのかというと、Embassy Seoulと、これEnbassyって大使館ですけども、ソウルのアメリカ大使館ですね、それあとで言いますが」
image[101201-07up2.jpg]
青山繁晴
「そしてCreatedって書いてあるのは、この文書が作られた日ですけども、今年の2月22日なんですよね」
村西利恵
「新しいものですよね」
青山繁晴
「ええ。これがまずびっくりなんですよ。こういう外交に関する書類っていうのは、例えば日本でもアメリカでも一定期間、もちろん20年30年っていう単位ですけれども、それ過ぎたら、公開されることになってます。しかし今年の2月の、アメリカの大使館から、これ、打たれた公電なんですね、公の電報。今は実際は電報じゃありませんけれども、しかし、その、例えば各国の大使館が、例えば朝鮮半島にあるアメリカの大使館ってもちろんソウルにあるわけですけど、北朝鮮どうしますか、中国はどうやって出てきますか、そういうのを集めた情報を、合衆国の本省、国務省のヒラリーさんに送ったり、あるいは国防総省やもちろんホワイトハウスに送ると。それが大事なこの電報なんですね」
image[101201-08up3.jpg]
青山繁晴
「で、これこのスタイルから言って、明らかに本物と分かる感じなんですが、たとえばこれ見ていただくと、FM AMEMBASSY SEOULと書いてある、よく分かんないように見えますが、これ(FM)はFROMですね」
村西利恵
「FROMの略」
青山繁晴
「で、これ(AMEMBASSY)はAMERICAN EMBASSY、SEOULですね」
一同
「なるほど〜……」
青山繁晴
「で、これTO、宛先は例えばこれ、SECSTATEって書いてますけど、THE SECRETARY OF STATE、要するに合衆国国務長官ですね。で、これ(WASHDC)はWASHINGTON D.C.ですね。そしてIMMEDIATEって書いてあるから至急電と。だからあの、もちろんこれを真似することだってできますけど、全体の雰囲気からして、明らかに、あの、いや、明らかにっていうか本物の、可能性が強くて、そしてこのウィキリークスのもうひとつの特徴は、その、サイトに、その内部告発者がこういう、漏らしたやつを載せるだけじゃなくて、実はニューヨークタイムズとか、そういうその、アメリカ、たとえばアメリカの場合ですとね、実際に公電を、記者として見たことのある人が点検して、そしてこの2月の22日に本当にこういうものが打たれてるかっていうのを、その自分の情報源に当たって、確認して、確認が取れたやつを出してるんで、これは、ま、あの、事実上本物と断定してもよいと思います。で、この本物の、アメリカ合衆国外交公電に何が書かれていたかというと、これです」
[7] << [9] >>
-
trackbacks (1)
<< 反日勢力に狙われる地方 住民基本条例に仕掛けられた罠
命を賭すほどの最高の価値を見つける構えを持って(西部邁さんの論説) >>
[0] [top]