「アンカー」北朝鮮砲撃 金体制の行方と拉致問題
2010.11.25 Thursday 03:34
くっくり
(そうすると、李大統領としても決断は難しくなっていく?)
そうです。だから本当は日本も、さっき国連大使が態度ははっきりしてるって、アメリカと相談してと言ってるけど、それ態度はっきりしてるって言わない。つまりいつもアメリカの顔色を窺って決めるって言ってるだけ。そうじゃなくて、李明博さんは本当は親日家でもあるんだから、日本の意見を本当は聞きたいと思いますよ。日本はどんな連携してくれるのかと。
(日本政府の対応については?)
僕まだちょっとショック抜けきらないのは、菅総理の最初のメディアへの発言が「第一報を報道で聞きました」。そのこと自体も驚きですが、報道で聞いたと言ってそれを恥じない、それがおかしいってお気づきじゃないことは、国民の一人としてびっくりしたんですよ。
これは実は防衛省には情報本部というものがあって、どなたでも道路から見られる。巨大なアンテナが立っていて、もちろん僕たちの巨額の税金使って運用してるが、世界トップクラス、最優秀なんですよ。常にもう世界中の音声を聴いている。大韓航空機の時(1983年にソ連軍が撃墜した事件)も最初に当時の防衛庁がつかんだ。今回も昨日の午後2時30分から砲撃戦始まったのをリアルタイムで、必ず韓国軍や北朝鮮軍の無線まで含めて聴いてる。だから防衛省が世界に先駆けて間違いなく知ってた。
しかし菅総理が報道で知ったということは、防衛省から行ってないのかと。北沢防衛大臣は知ってたのか。知ってたとして、もし菅総理に言ってなかったら、自衛隊の最高指揮官は防衛大臣じゃなく総理大臣ですから、で、菅さん実はそれを総理になるまで知らなかったという話もあって、それが未だにずっと続いてるということ。菅さんが「私は総理になって初めて知りました。自衛隊の最高指揮官は私なのね」と言った時に、ジョークですと言って、自衛隊の側もごまかし、メディアもごまかしたから、今日につながってるんですよ。もうひとつひとつごまかさないで、嫌でもやるしかないですよ、世の中を変えることをですね。
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