「アンカー」北朝鮮砲撃 金体制の行方と拉致問題
2010.11.25 Thursday 03:34
くっくり
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村西利恵
「アメリカが北朝鮮を攻撃すれば一番困るのは中国」
青山繁晴
「はい。というのは、もしもアメリカが北朝鮮を攻撃して、おそらく金一族を排除することはできるかもしれない。できるかもしれないけど、この北朝鮮の今の体制が崩壊していった時に、韓国が統一できるか、吸収合併できるかというと、とてもじゃないけどできないんですよ。それは、韓国経済ってもともと、今いい、いいって言ってるけど、ウォンが安いから」
村西利恵
「そうですね」
青山繁晴
「ね。輸出ができるからでしょ。この北朝鮮って破綻国家呑み込んだら、ウォンはもっと大暴落して、もうウォン安で儲かるよねって言ってる場合じゃなくなっちゃうから統一できない。ということになると、どうなるかというと、アメリカを含めて、ロシアも含めて、日本は入れてもらえないかもしれないけど、各国で共同管理しようかって話になるじゃないですか」
村西利恵
「共同管理ですか」
青山繁晴
「そうすると逆に言うと、中国から見たらですよ、米軍がここに入ってくる。米国の力が北に延びてくることになる。さっきの北方限界線をまさしく超えて、まさしく超えて、それが延びてくるのだけは困るから」
村西利恵
「避けたいと」
青山繁晴
「中国としては、その前に行動を起こさなきゃいけない、それは何かというと、これなんです」
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村西利恵
「焦る中国としては、北朝鮮軍部による集団指導体制への移行を加速させる」
青山繁晴
「はい。もし金一族を排除していくんであればってことですが、あれば、その時には、アメリカを含めた多国籍軍による管理じゃなくて、あくまで中国人民解放軍と関係の深い、朝鮮人民軍、北朝鮮の軍部を使って、北朝鮮だけで収めるようにしなきゃいけないってことになるんですね。実はこのタイミングってのは、もうある程度わかっていて、それがこれです」
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