「アンカー」北朝鮮砲撃 金体制の行方と拉致問題
2010.11.25 Thursday 03:34
くっくり
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村西利恵
「はい。アメリカは今回の砲撃戦を受けて、ボズワース北朝鮮問題特別代表は、『望ましくない』と話しています」
青山繁晴
「このボズワースさんってのはもともと砲撃戦とかの担当じゃなくて、北朝鮮問題の特別代表ですね、確かにね、アメリカの、合衆国の。でもそれは核問題なんですよ。核問題でアジアを歴訪して、北京にも入ったらいきなり砲撃戦やられたんですよ。で、とりあえずは、それは、ね、望ましくないよねと、こう言わざるをえない、ね。ここしか言えないわけですよ。これは困ったことだよね、そして中国も同意してくれたよとと、中国も賛成、We agree on thatって言ってましたよ、さっきね(先ほどのVTRで)。我々は、中国と望ましくない、そこまでは一致したけども、本当はアメリカにとって心配事はもっとあるわけです。この地図をもう一回見ていただくとですよ、皆さんこの、北朝鮮から撃ってきたこの島まではだいたい12キロぐらいなんですよね。ところがですよ、この板門店の所に、もっと射程距離の長い、長距離射程の大砲っていうんですけど、この砲身の長い、でっかい大砲をいっぱい、ものすごい数並べててですよ、その大砲からソウルまで52キロしかないんですよ。そして、例えば防衛省の当局者によれば、その射程距離は、65キロ以上あるだろうと(一同ざわざわ)」
村西利恵
「十分届きますね」
青山繁晴
「ということは、ソウルの郊外まで届くわけです。そして間もなく、アメリカは、望ましくないからこそ、そして中国もその認識で一致したからこそ、演習を、韓国海軍と一緒にやるって言ってるわけですよ。そうすると、北朝鮮はエスカレートさせるかもしれない。それがこの海域だけじゃなくて、実は、民間人てことでいうと、板門店からソウルに向かって、撃つか、撃つ準備をするかもしれない。ということはアメリカは実は、ボスワースさんはこう言ってるけども、ボスワースさんのもっと上の方、ホワイトハウスとかゲイツ国防長官、オバマ大統領のあたりでは、場合によっては、アメリカは、クリントン政権の時代に考えた北朝鮮への攻撃を、もう一回検討しなきゃいけない。日本では、アメリカの民主党って平和な党ってことになってるけど、ベトナム戦争をやったのは民主党だし、それから、クリントン民主党政権の時代に北朝鮮への攻撃を具体的に、計画を練ったんです。従って、えー、アメリカの北朝鮮攻撃の可能性は、実はないとは言えません。その時に、その時にどうなるかというと、実はこれなんです」
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