「アンカー」北朝鮮砲撃 金体制の行方と拉致問題
2010.11.25 Thursday 03:34
くっくり
「おととい明らかになったのが、北朝鮮がアメリカ側にウラン濃縮施設を公開したということでした」
青山繁晴
「はい。えー、これはですね、あの、ロスアラモス国立研究所っていうのは、何かというと、アメリカの核開発の、もう一番の中心なんですね。で、その所長ですから、もうあの、核兵器、核開発のプロ中のプロなわけですね。北朝鮮はわざわざ、そのロスアラモス国立研究所の所長だったヘッカーさんを北朝鮮に呼んで、そしてその、ウランを、濃縮してると。これはですね、あの、日本は被爆国ですから皆さんご存知だと思いますが、長崎に落とされた核爆弾はプルトニウム型、広島に落とされたのはウラン型なんですね。で、このウラン型っていうのは、その、天然のウランだけでは駄目で、それをだんだん濃くしていかなきゃいけないんですね。90%以上の純度を持つようにしなきゃいけない。で、その施設を造って、これ公開したとなってますけど、実際にヘッカーさんをそこに案内して見せたわけですね。そして、これ実は、日本の関係者にとって一番ショック、ま、あの、いろいろショックありますけれどね、北朝鮮がウラン型の、広島型の原爆持とうとしてることもショックだけども、それに加えてもっと日本にとってショックなのは実はこれなんです」
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村西利恵
「この施設というのは、日本の青森県・六ヶ所村の施設がモデルとなっていると」
青山繁晴
「はい。これあの、青森県六ヶ所村に何があるかというとですね、あの、原子力発電所から出た、あー、要するに放射性物質を中心としたゴミを、中間処理する、つまりそこに、あの、土中に埋めるっていう施設があるんですけどね。これあの、僕は、本業が核セキュリティの実務ですから、もちろん何度も何度も行ってますが、そこに実際にウランの濃縮施設はあります。というのは、その、ウラン資源を有効活用するために、あくまで、あの、原子力発電所で平和利用できるように濃縮してる施設があるんですよ。ところがそれはですね、すごく簡単に言うと、こういう、あの、精度の高いアルミ缶がこうやって並んでるんですけど、六ヶ所村のやつもですね、あの、てか、六ヶ所村のやつこそ世界トップレベルの技術で、世界最高水準です。効率よく濃縮できる。で、そのアルミ缶を増やしていくだけで、その、だんだん純度が高まっていくわけですよ。だから、その、ヘッカーさんは実際にですね、それが2000本ぐらいあるというのを見てですね、びっくりして、なおかつその北朝鮮側が、これは六ヶ所村の技術をモデルにしたんだと。何のことはない、日本の技術と情報が漏れてるってことですよね」
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