2010.11.20 Saturday 02:58
くっくり
「SAPIO」2006年2月8日号 【「日印新時代」の立役者アルジュン・アスラニ元駐日大使インタビュー「日本とインドは民主主義国家としてアジアを導いていく責任がある」】(聞き手/山下柚実)より
小泉首相(当時)の靖國神社参拝をめぐって中国や韓国が反発していることについて
第2次世界大戦では、戦勝国が敗戦国を裁きました。では、戦勝国のアメリカ軍は戦争犯罪を犯さなかったのでしょうか。日本軍はもしかしたら犯罪を犯したかもしれない。しかし他の国はどうでしょう。戦勝国だからという理由で、敗戦国を裁けるのでしょうか。極東軍事裁判における唯一の国際法の専門家でありインド代表、パール判事のことを覚えていますか?彼は戦勝国の考え方に賛同せず、被告人全員の無罪判決を下したのです。
それに、靖國神社は戦争犯罪者のみが祀られているわけではなく、戦争の犠牲になった日本人も眠っています。首相が参拝したからといって、戦争を美化しているといえるでしょうか。中国がいくらそう主張したとしても、あの戦争は中国も参加した戦争なのです。小泉首相に参拝の権利はあると思います。これは私の個人的な意見です。
1997年(平成9年)、インド独立50年の記念式典の際に出席した加瀬英明氏(日印親善協会会長)に対し、インド国民の感謝の言葉として靖国神社に奉納してほしいと要請した文章
われわれインド国民軍将兵は、インドを解放するために共に戦った戦友としてインパール、コヒマの戦場に散華した日本帝国陸軍将兵に対してもっとも深甚なる敬意を表します。
インド国民は大義のために生命を捧げた勇敢な日本将兵に対する恩義を末代にいたるまで決して忘れません。
我々はこの勇士たちの霊を慰め御冥福をお祈り申し上げます。
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