尖閣問題を考える上での具体例を77年前の本に学ぶ
2010.11.16 Tuesday 01:39
くっくり
こういう事件は他の国でも起こりうる事件ではある。しかし「これぞ中国」である。もちろん中国人を助けた水兵が溺れたのと全く同じことが日々起こるわけではないが、悲惨な事件は実際毎日全土で起きているのである。
(p.61-62)
*1 苦力=「クーリー」と読む。低賃金の日雇い人夫。
*2 汕頭=現在の中華人民共和国広東省東部に位置する都市。
*3 サンパン=小舟。
<私の感想> 尖閣沖衝突事件に関して、少し前、2ちゃんねる等で海保の職員が殉職したらしいという噂、はっきり言ってガセネタと思われる書き込みが出回ったようです。支那人の残虐性を思う時、残念ながらこういった噂が出てきても仕方ないのかなという気はします。
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【平気で嘘をつく中国人】
中国に長くいる英米人に、「中国人の性格で我々とは最も違うものを挙げてください」と訊いたら、ほぼ全員が躊躇なく「嘘つきです」と答えると思う。
〈中略〉私が初めて中国勤務を拝命した時の話である。訪中前、サンフランシスコのエンジェル島にある税関で入国審査勤務を命じられた。アメリカに入国する中国人、特に不法入国中国人がどういうものか、その実態を把握させようというのである。そこのベテラン審査官の話は当時の私には皮肉に聞こえたものだ。「中国人は嘘をつくのが好きだ」と言うのである。2、3週間して「なるほど」と納得した。使用人や商売人、いわゆるハイクラスの人、将軍から下級クラスまでの政府の役人等など、山ほど例がある。ついても得るものが全くないような時でも見え透いた嘘をつく。上から下まで、嘘を平気でつき、ばれそうになると、悲しそうな顔をするが、1時間やそこらで、ばれるのである。
欧米では、嘘は憎悪や軽蔑と同じ響きを持つものであるが、中国語にはそういう語がない。必要がなかったからである。そこで、それに近い中国語を使って「嘘ではありませんか?」と言ったとしても、非難の意味はない。ましてや侮辱には全くならない。特別な意味のない言葉なのである。
(p.91-92)
<私の感想> 「息を吐くように嘘をつく」とは、現在では主として朝鮮人を評する際に使われるようですが、元祖はやはり……!?
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