「アンカー」尖閣ビデオ神戸海保職員流出告白 裁かれるべきは誰?
2010.11.11 Thursday 03:27
くっくり
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青山繁晴
「はい。これ文字どおり真っ暗な、画面が真っ暗になってこれが出てくるんですけど、これ皆さんあの、普通に考えていただいてね、この企画・制作っていう言葉はね、これ検察に出すものに付けますか?ね。まずそれがありますね。で、もうちょっとしっかり説明するとですよ、まずその、検察庁に海上保安庁ないしは保安部から、あるいはその管区の保安本部から、つまり海保の側から確かにビデオを出しますが、これはまず無修正、無編集でないといけないんです。というのは、あくまで検察に出すのは、やがて裁判します、この中国人船長は起訴されて裁判にかけられるはずだったですから、証拠として、そのビデオを出さなきゃいけない。これはマスタービデオなんですよ」
山本浩之
「それはいじくっちゃだめなわけですよね」
青山繁晴
「いじくっちゃだめです。ちょっとでも手入れたら、ましてやこんな画面入れたら、一発で証拠の価値なくなってしまうから」
村西利恵
「なるほど」
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青山繁晴
「無修正のビデオを、その検察庁に実は出したんです。で、その時に、でも10時間以上全部合わせたらありますから、検察官見るの大変だから、どうしたかというとですよ、こういう紙に、その映像、あの、始まってから何分何秒のところに、まず最初の犯罪事実があります、例えばその、網を入れました。あるいは引き揚げましたと。これ違法操業ですから。それからもちろん皆さんご存知のぶつかってる画面、それが何分何秒にありますっていうのを紙で出してるわけですね」
村西利恵
「なるほど」
青山繁晴
「ビデオそのものはいじってないんですよ。しかしその時にですね、検察にもその、44分の映像も渡された。それはどうしてかというと、紙以外にですね、もう簡単に見られるように、検察官が44分で理解できるようなものを作ったんですよ。で、それと同じものを活用して、海上保安庁の内部でも見ようとした。それは、面白がって見ようとしたんじゃない。さっきのストレートニュースのところでもちらっと申しましたけれども、要するに、いくら何でもこのような悪質な行為、巡視船に向かって、1回じゃなくて2回も意図的に当ててくる、それも明らかに普通の漁船としてはおかしい、訓練された行動でやってくる。これが、単に参考にすべきだけじゃなくて、今後も繰り返される恐れが強い」
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