「アンカー」菅政権Wパンチ!中露が領土問題連携で外交危機
2010.11.04 Thursday 02:22
くっくり
青山繁晴
「はい。つまり、朝、現地時間で朝8時半から始まった日中外相会談では、楊潔チ外務大臣が、いわば紳士的な態度を見せておいて、油断させておいて、後ろから、この前原さんの頭の後ろから、殴ってきたようなもんだと。ね」
一同
「ああー」
青山繁晴
「仕組まれていたんだと。だからAFP通信の誤報はたまたま起きたけど、あとでそれを利用しただけで、理由の1つにこじつけただけで、もともと油断させることが目的だったんだと。これは、あの、今1人だけ(シルエットが)出てますが、ほんとは1人じゃありません、もちろんね。1人じゃないっていうのは、その、情報機関も複数です。日本政府にも情報機関いくつもありますから。で、それだけじゃなくて、えー、僕の知り得る範囲で、えー、イギリス、アメリカ、フランスの情報当局者にも聞きましたけど、違う意見の人はいないんですね。あの、言葉の使い方に強弱はあってもですよ。で、これの1つのね、つまり前原さんは、あの、いわば緩い、日中外相会談でハメられた、その、証拠に、証拠の1つになりそうなのがこれなんです。はい出して下さい」
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村西利恵
「ドタキャンの翌日、アメリカと中国の外相会談が行われました。そこで中国の楊潔チ外相はクリントン国務長官に対し、『発言を慎むよう求める。アメリカは中国の主権と領土を尊重し、いかなる誤った言論も発表するべきではない』と話したと」
青山繁晴
「はい。これすごいでしょ」
一同
「すごい」
青山繁晴
「これ、あの、アメリカ側はですね、あの、アメリカの国務省も含めたアメリカ側は、わが国務長官、つまり外務大臣が、中国の外務大臣に面罵されたと。面と向かって、その、罵倒されたと」
山本浩之
「そうですね」
青山繁晴
「発言を慎めって言ったわけですよ(笑)。ね。あの、合衆国の国務長官に。つまり、お前よけいなこと言うなと、言って、さらに、えー、誤った言論を発表すべきじゃないというのは、要するにその、尖閣諸島について、あそこは、日米安保条約の第5条、アメリカがいざとなったら日本を守る義務がありますねと、日本は普段から基地を提供してるんだから、ね、その代わり、いざとなったらアメリカ軍は日本を守らなきゃいけないと。それが含まれてる安保条約の第5条の部分が、尖閣諸島に含まれると、クリントン国務長官は、これはフェアに言わなきゃいけませんが、前原外務大臣の努力もあって、何度も言ってるわけですよ。断言してるんですね。それを、誤った言論を発表するなと。それは、アメリカ人から見たらIt's none of your business、よけいなお世話だと、何言ってるんだお前はってことになるわけで。これ皆さんね、普段と違うでしょ?中国は日本に対してわーっと言ってもですね、アメリカは、今日冒頭言いましたとおり、まさしく軍事力の裏打ちのある外交をやってるわけですから、普通はアメリカにここまで言わない。ま、ヒラリーさんにここまで言うのは、ひとつはクリントン夫妻が、前から中国系のロビイストに資金援助を受けてたって事実もあって、やっぱり言いやすいってことおそらくあるんでしょうが、しかし今回中国は、このような強硬姿勢に出てきてるわけです。絶対、尖閣諸島をわが物にしようとする意志が、強い意図が感じられるわけですね。それなのに、日本の外務大臣にだけは、非常に軟らかに出たっていうことは、その、あれはハメるつもりで演出した軟らかさだったんじゃないかと、あくまで傍証ですけどね、状況証拠ですけれども、外交に物証ってなかなかありませんから、これは、ま、国際社会では有力な、あの、証拠の1つだと考えられるわけですね。で、もう1つあります。はい出して下さい」
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