「アンカー」菅政権Wパンチ!中露が領土問題連携で外交危機
2010.11.04 Thursday 02:22
くっくり
青山繁晴
「はい。これもっと昔、あの、1950年代にはですね、ソ連の時代に、日ソ共同宣言をやってて、そこでは、平和条約ができたら、少なくとも歯舞・色丹は返しますってことを、ロシア、いや、ごめんなさい、当時のソ連は約束したりしてるんですよね。でもそれは、仮に昔のこと、今ソ連じゃなくてロシア、と言うかもしれないけど、これ、まだ、その外交の世界ではついこないだじゃないですか。ね。エリツィンさん、みんな覚えてるでしょ。細川さんも覚えてるでしょ。そこで、その、この帰属問題があることを確認したっていうのは、あの、少なくとも4島についてもですね、その、これはロシアの領土と決まったわけじゃなくて、領土問題があるんだと。尖閣諸島と違ってですよ、領土問題なんだってことをロシアの大統領が確認したわけですよ」
山本浩之
「そうでしたね」
青山繁晴
「そこに、日本側が同意してないのに、その、紛争地域と自分で認定しておきながらロシアの大統領が行くっていうのは国際社会から見たら、ああ、やっぱりロシアも中国と同じで、要するにやりにくい相手で、国際社会のルールが通用しないんだなと、こことまともに商売しようとしたらリスクがあるっていうことを、満天下に知らせたのと同じですから。本当は日本ばっかり困ってるように言われてるけれども、ロシアもこれは本当は大きな失点、ミスを犯してるんですよ」
山本浩之
「なるほど」
青山繁晴
「その上で、今日最後に聞いてほしいのは、じゃあ例えば中国も、あのような極端な非礼なことまでやって、どうして日本に対してこうやって出てくるのか。そしてロシアはどうしてここまで、ま、例えば少しは返していいような、見えたのが、こんなに強硬になってるのか。その根っこには非常に重大な、新しい事態が横たわってるんです。それは最後に、これです」
image[101103-17map.jpg]
村西利恵
「それが、資源獲得の競争」
青山繁晴
「はい。これあの、報道番組ですから競争って書いたんですけど、本当は資源獲得戦争と、言わざるを得ないほど、今、世界は、資源をどうやって確保するのか、それも、かつての日本みたいに、とにかく中東から買ってこれる権益を持てばいいんじゃなくて、自前の資源を、他国から買うんじゃなくて、自前の資源をどうやって確保するかが大きな競争になってて、何と僕たちは、日本は資源のない国だから、その、外に出て行って資源を売ってもらわなきゃいけないって言われてたのに、何と今、たった今、この私たちの日本は、資源があるから狙われてる国に、すでになってるんですよ」
[7] << [9] >>
-
trackbacks (1)
<< 中共の見え透いた前原潰し&私信その2
ニコ動に小沢さんが出演したそうですが >>
[0] [top]