日中首脳会談拒否は前原潰しか?&私信
2010.10.30 Saturday 02:21
くっくり
■国民新・下地幹事長「前原氏は外相辞めた方がいい」(産経10/30 0:00)
国民新党の下地幹郎幹事長は29日夜、中国に日中首脳会談を拒否されたことに関連し、「前原誠司氏はもう、外相を辞めた方がいいのではないか」と都内で記者団に語った。
下地氏は、前原氏が日米外相会談で尖閣諸島が日米安保条約5条の適用対象になることを確認したことについて、「日中関係に日米関係を持ち込むからおかしくなる」と指摘。「中国だって反日デモを抱える国内事情がある。尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で船長を中国に戻し、日本政府が日中関係を大事にしようと取り組んでいるのだから、うまくやる方法を探ればよかった」と述べた。
私は前にも書いたとおり、前原さんのことは、「言うだけ番長」っぽくていまいち信用おけないと思ってるんです。
が、「言うだけ」すらできない仙谷官房長官をはじめ、他の圧倒的多数の民主党議員よりはナンボかマシです。
中共に嫌われる政治家は、日本からみれば愛国者とほぼイコールです。
万一、本当に前原さんが降ろされて親中派の外相が新たに据えられでもしたら……と考えると、心配でたまりません。
ここまで書いて新たに知ったこと。
日本外務省幹部によると、中国側は仏AFP通信の記事に問題があると伝えてきたそうです。AFP通信は、前原外相の発言として、東シナ海ガス田開発の条約交渉再開で両国が合意したという誤った記事を配信しており、中国側はこれを問題視した可能性が高いとのことです(毎日新聞10/30 0:43更新)。
日本のメディアが誤報を流したというのならまだ分かりますが、いくら世界に名だたるAFP通信とはいえ、第三国のメディアの誤報を、ふつう会談拒否の理由に挙げるもんでしょうか?
こうなってくると、日中外相会談、つまり前原さんと会談をやると決めた時点から、中共はこのシナリオを考えてたのかも?とすら思えてきます。
したたかな中共が、あの前原さんと「ただで」会うわけもないですしね。
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