「アンカー」もうひとつの小沢問題を闇に葬る岡田幹事長

2010.10.28 Thursday 01:49
くっくり


「いや、知らないです…」

青山繁晴
「知らないですよね。会見ですよ、これね。だから当然これは例えばね、ほんとは一面トップに持っていかなきゃいけないような話なんですよ。というのは、この、過去の執行部が行ったことを、その36億円の使途不明金は、その、問題にしないと、言ってるわけですよ。で、違法でないってことも言ってるんですね、岡田さん」

村西利恵
「ああー」

青山繁晴
「それ、本当ですか?そりゃもちろん裁判やってみなきゃ分かんないけれども、さっき言ったとおり、立法事務費ってのは法律にちゃんと、あの、決められていて、立法のための基礎研究調査になってんですよね。それが例えば選挙対策に使われたら、それでいいのかと。本当に違法と言えないのかって、これおかしいわけですよ。つまり、岡田さんがその、小沢さんによる、党を割るっていうのを警戒し始めたってのは、もうこの時から実は始まってて」

岡安譲
「はあー、そうかー」

青山繁晴
「だから、企業団体献金の、禁止をやめて、やっぱりもらうことにしたってのは、突然起きたんじゃなくて、実はこういう伏流、ね、伏せた流れ、伏線がずーっとあってのことなんですよ。だからもう一回言いますが、メディアがそれをしっかりと、タブーを恐れずに報道してたら、有権者はちゃんとそこについてこれるんですよね。で、その上で、今の人間関係を改めて言うと、最後にこうです」

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青山繁晴
「はい。これ今、菅さん、仙谷さんいないじゃないかと(笑)思う人多いと思いますが(一同笑)、それは実は、あの、今のメインプレイヤーは案外この3人なんですよ。というのは、もともと前原さんと岡田さんは反小沢で一致してたわけですよね、あの代表選挙の時には。ところが岡田さんは原理主義者だからこそ、幹事長の職務というものに、ある意味こだわってですよ、小沢さんを取り込んでいくしかないと。ね。そういう党運営しかないと、いう決心を明らかにしてて、前原さんが、あの、大臣の立場で、党の決めたことに文句を言うっていうのはまことに珍しい。(27日の衆議院の内閣委員会で小泉信次郎議員の質問に対して)蓮舫さんがこだわってたじゃないですか。ね。自分は大臣の立場で党の決定にいちいち言う立場じゃないと、言ってんのに前原さんは、一議員としては、これおかしいよと言ったわけですよ。それはほんとは、(企業団体献金の受け入れ再開は)幹事長ちょっと待ってよと。ね。やっぱり反小沢で政治やらなきゃダメだよと、小沢的なるものはやめなきゃいけないってこと言っててですね。これは実は日本の政治にとっては僕は重大な路線党争だと思ってるんですよ。つまり、物事をうやむやにしないではっきりさせたい、うやむやであっても組織を守ることが大事だ、どっちなのか。それは僕は有権者の判断にお任せしたいと思いますが、ただ、その、前原さんが、大臣だから党のこと言ってはいけないという一般的な縛りを超えて、踏み込んで発言したっていうのは、僕は民主主義の原理原則から言うと、正しいと思います、そこは」

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