「アンカー」もうひとつの小沢問題を闇に葬る岡田幹事長
2010.10.28 Thursday 01:49
くっくり
村西利恵
「民主党の深部を揺るがすもうひとつの小沢問題とは、小沢氏が代表・幹事長を務めた2006年4月から、2010年5月の期間の、『組織対策費』およそ36億円が使途不明となっている問題」
青山繁晴
「はい。これ、民主党の深い部分って書きましたけれどね。あの、実はこの組織対策費の問題、これもフェアに言わなきゃいけないのは、民主党だけじゃなくて自民党時代から、これいわば怪しいお金だったわけですね。だから政権交代になって、こういうこともきれいに本来はしてほしかったんですが、ところが、えー、逆にですね、その、小沢さんが代表や幹事長のトップをやってた時期に、えー、組織対策費と称して36億円が、その、例えば小沢さんの側近だった、側近の山岡賢次さん、その山岡さんが財務委員長、党の、だったところに、その口座にどっと入ってるわけですよ。で、これについては、この、組織対策費のもともとの原資、もとは何のお金かってことなんですが、これどうも立法事務費なんですね。立法事務費って私たちの税金の中から出されて、そしてその、立法、つまり法律を作るための基礎的な調査とか、研究するためにいろいろお金かかるでしょうと、その事務費だよということになってるんですが、そのお金がですよ、いわば個人ベースで、その、小沢さんから、その、山岡さんなどに渡されていて、そっから先がどこに行ったのか分かんないんですよ。で、これについて実は菅さんが、総理になる前に、周りに、かなり何度も発言されたことがあってですね、要はその、立法事務費という全くの公金を使って、小沢さんが自分の派閥を太らせてるのはおかしいっていうことを、菅さんは何度も言ってるんですよ。外に向かって言ったことはないですけれどもね。これを聞いた議員てのは実は、民主党の中にたくさんいるわけです。つまりこれはあくまで菅さんの解釈ですけれども、民主党の中の多くの人が同じことを考えていて、その、小沢さんはこういう役職を利用して、えー、その、お金をその側近を通じて小沢ガールズとかチルドレンという人たちに渡していて、そのお金は、いわばその、領収証を受け取らない、その、使われ方をしてきた。これは実は非常に深い問題で、例えば小沢さんは自由党を解党した時の政党助成金をどこに持っていったんだってことも前から言われていて、これ全部合わせて実はもうひとつの小沢問題と言われてるんですね。で、このことについて、じゃあ菅さんはその、いわば文句を言っただけじゃなくて、実はこういうことをされました。はい、出して下さい」
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