石原知事も中国漁船の悪質行為に言及 ビデオを直ちに公開せよ!

2010.10.26 Tuesday 03:02
くっくり


 フィナンシャル・タイムズ紙は、この事件により中国代表チームが1カ月の練習停止処分になったと伝えているそうです。
 また、中国中央テレビによれば、中国バスケットボール協会の李金生副主席が10月13日、協会を代表してファン、メディア、ブラジルチーム、関係各方面におわびしたとのことです。
 他にCNNなどがこのニュースを配信したそうです。

 ところが、日本でこれに関してなされた報道は、10月20日午前現在、「FujiSankei Business i」が10月15日に伝えただけだそうです。テレビ各局も一切伝えていないようです。

 そんな中、2ちゃんねるはこの乱闘のニュースを直ちに取り上げ、多くのネット住民が知るところとなった模様です。

 谷口智彦氏はこの乱闘事件の感想を次のように述べています。

 【日本と韓国のサッカー試合をかれこれ40年見てきた者として言うと、往昔、韓国チームが今とは比べものにならないほどある意味野蛮だった時ですら、これほどにはならなかった】

 【前代未聞であるという一点だけでニュース性を持つだけでなく、中国のいわば「血圧」を測るのに、格好の材料となる話題だったはず】

 ところが、日本のメディアはこれを黙殺したのです。
 谷口智彦氏はその背景を、こう指摘しています。

 【中国大使館辺りから、手回しよく牽制されたせいだろうか。新華社をはじめ、中国自身の国営メディアが隠さず報道していたから、それはありそうにないことのように思える。

 取り上げないこととした判断は、新聞、テレビ各社デスクの個別レベルでなされたのであり、それが「無視」の一線で見事に一致したことは、日本の言論空間に、何か中国の国辱ネタを伝えまいとする自主規制のムードが濃く漂っていたのではと思わせる。

 当人たちは何事か善意の発露をなした気にでもなったか知らないが、こんなことが続くと、メディアへの愛想尽かしが確実に進む。真っ先に頼る情報源が「2ちゃんねる」になったのでは、言論の死だ。中国とどっこいそっこいの状態になってしまう】

 中国人民ほどではないにしても、日本国民も政府やメディアによる「情報統制」を受けています。
 中国など他国の外圧による規制だけでなく、メディアが自主規制する例もたくさんあります。

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