「アンカー」中国に乗せられた日本メディア 反日デモの裏に中共権力闘争

2010.10.21 Thursday 02:38
くっくり



(つまり40代以降の世代にはそういう教育がもうずっとされ続けてるわけですね)

 そうです。50代の人でもその時10歳じゃないですか。だから今の中国で働いてる大半の人たちはそういう教育だけ受けて、だから誤解をして反日デモをしてる面が非常に強いんだから、当然、中国に責任はあるので。あの報道官の言いぶりというのは、やっぱり日本だけじゃなく国際社会の基準から見てもおかしなコメントだなってことになると思います。

(なるほど。それとレアアースの問題については)

 これはね、皆さんちょっとびっくりしたと思うんですよ。日本だけでなくて、あのアメリカにもレアアースを出さないと言ったりするのかと。これは今、何があるかというと、アメリカは11月初めに中間選挙があるんですね。その時に共和党も民主党も中国バッシング、中国と戦うのは私だってことを、これ日本の政治とずいぶん違いますけどね、中国と戦えるのは私ですと、で、相手は中国と癒着してますってことを選挙戦でお互いにやってるわけですよ。中国にしたら実は国際世論を非常に気にしてて、中国の経済も自分だけでやっていけるわけじゃない、アメリカとも連携をして世界経済の中でしか生きられないから、もうそういうものを11月までやられるの困るから、やめてくれって意図があるわけですね。だから中国はまたおかしなことやってると見えるでしょうが、中国っていうのはどれほど弱みを抱えてる国なのかっていうことが、これはっきり分かるわけです。

(アメリカの中間選挙を前にした民主党と共和党、お互いのやり方の是非はともかく、日本にはそういう動きは全くと言っていいほどないですよね)

 これはやっぱり政治家の問題だけじゃなくて、いつも言うように有権者の、私たちの側の大きな課題でもあると思いますよ。だってアメリカではそう言ったら有権者が「よしやれ」と言うからでしょう?日本だったら「そんなこと言って大丈夫なのか」という空気の方が強いですね。でも橋下大阪府知事があそこまで言ったら、中国はちょっと橋下さんには弱腰になりかかってるって話もありますからね。やっぱりはっきりものを言うのがどれだけ大事かと。それは日本であれ世界であれ同じですということなんです。

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