ノーベル賞をもらえなかった北里柴三郎「ビーバップ!ハイヒール」

2010.10.09 Saturday 02:59
くっくり



 と、今日(10/8)夕方まで、以上の文章をまとめていたら、午後6時台のテレビニュースで速報が!

image[101008-99ryu.jpg] 今年のノーベル平和賞の受賞者が、最有力候補と言われていた中国の民主運動家の劉暁波氏に決まったという速報でした。

 中国国内在住の中国人がノーベル賞を受賞したのは初めてだそうですが、中国政府はもちろん、中国人民も素直には喜べないという、皮肉な結果になりました(産経10/8 20:31)。

 この件については、少し前に、中国政府側が「劉氏に平和賞を授与すれば、ノルウェーと中国の関係は悪化するだろう」とノルウェーのノーベル賞委員会側に圧力をかけていたことが報道されていましたが、さすがノルウェー、日本とは違って中共には屈しませんでしたね。
 (もしかしたら、ノルウェー側が「ここで劉氏を選ばないと、かえって国際社会の批判の矛先がこっちに向くかもしれない」と考えた側面もあったのかも?)

 劉暁波氏といえば天安門事件、そして「08憲章」。
 「08憲章」は日本では当時もあまり報道されませんでした。拙ブログでも、2008/12/27付:「ムーブ!」中共独裁終結を求める署名“08憲章”、たぶんここで一度取り上げた程度です。

 劉暁波氏は日本ではともかく、中国国内でもほとんど知られていません。中共が劉暁波氏に関する報道自体を規制しているので当然なんですが。
 ネットでも、たとえば「ノーベル平和賞」というキーワードは現在検索ができなくなってるそうです。

 NHKの夜9時のニュースや民放各局でもやってましたが、中国のテレビはNHKの7時のニュース(海外放送)で劉暁波氏受賞を伝え始めた途端、画面が切れて真っ黒になりましたね。CNNやBBCなどもそういう状態になってしまったと。
 あからさまな情報遮断です。

 そして中国政府の反応ですが、さっそく外務省が談話を発表(時事10/8)。

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