ノーベル賞をもらえなかった北里柴三郎「ビーバップ!ハイヒール」

2010.10.09 Saturday 02:59
くっくり



 ほかに、この日の放送で取り上げられた日本人は……

●江戸後期、母、妻の尊い犠牲により、全身麻酔薬を開発した華岡青洲。1804年、世界初の全身麻酔手術に成功した(ヨーロッパより40〜50年先駆けていた)。

●1950年、胃カメラを開発した東大付属病院医師の宇治達郎と、オリンパス研究所の技師・杉浦睦夫。胃ガンの早期発見を可能にしたこの医療器具は、またたく間に世界に普及。多くの患者を死の恐怖から救った。

●1987年、エイズ治療薬を世界で初めて開発した満屋裕明氏(現・熊本大学医学部教授)。エイズの原因となるHIVウイルスの増殖を抑える新薬「AZT」の誕生で、死者は大幅に減少。HIV感染者でも発症せず、寿命を全うできるようになった。

 ゲストの佐藤健太郎氏は、こう述べておられました。

 「日本人は医療あるいは医薬の分野で非常に大きな功績を上げて、世界中から尊敬される研究者がたくさんいます。私たち日本人は彼らの功績をもっと知って、もっと世界に誇ってもいいんじゃないかと思います」

 最近の日本では、若者の理系離れが言われてますよね。
 もともと日本はこういう研究開発とかには、あまり予算を回さないというのもありますよね。
 さらには、海外留学をする若者の数も減っていると。

 10月7日でしたか、読売テレビの辛坊治郎さんのニュース解説で見たのですが、アメリカの大学への国別の留学生の数を見ると、アジアは、ま、中国は人口が多いから留学生の数も多いのは分かるとしても、日本より人口の少ない韓国が日本の5倍ぐらいの数の留学生を送り込んでるそうなんですね。

 この調子では、ノーベル賞も20〜30年後には日本人受賞者がいなくなって、中国や韓国の受賞者ばかりになるんじゃないだろうか?と、辛坊さんは危惧してました。

 それに、今回受賞されたお二方は30年ぐらい前の成果を評価されたんですよね。てか、ここ数年の受賞者もそういう方が多かった記憶が。

 ということは、いわば日本には「貯金」があって、そのお陰でこの先もしばらくはノーベル賞受賞者も出るかもしれないけど、じゃあ、その先は……?(゜ペ)ウーン
 (ま、そこまでノーベル賞にこだわる必要があるのか?ってことも考えますけどね)

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