【速報】中国人船長 処分保留で釈放決定
2010.09.24 Friday 17:29
くっくり
ま、アメリカがそう言ってくれるのは心強いことですが、あまりアテにしてはいけないと思います。いざとなった時、本当に助けてくれる保証は何もありませんからね。
そもそも尖閣諸島に対するアメリカの見解というのは、「日本の施政下にある」あるいは「日本の統治下にある」という言い方で、決して「日本の領土である」とは言わないんですよね。
実際、クローリー国務次官補は「尖閣諸島の領有権が日中両国のどちらにあるかについて、米国は立場を明確にしない」としています。
ジェームス・アワー氏(米海軍将校を経て国防総省日本部長などを歴任)も、「米国政府は伝統的に他の諸国の領土紛争には中立を保つ。だから尖閣の主権がどの国にあると公式に断定することはできない」とした上で、こう述べています。
「尖閣諸島の保有に関しては日本自身が覚悟をせねばならないだろう。尖閣の主権をあくまで主張するならば、それを守る決意があることを示さなければならない。そのために戦う覚悟を示してこそ、初めてその領土への主権に正当性が得られるとさえいえるだろう。その点で日本政府が竹島に対してとっている態度は悪い見本となる」(産経9/23)
あくまでも日本が、日本自身が、自分の領土は自分たちで守るんだ!って気概を中国、そして世界に見せなければいけないのです。
改めてそう思っていた矢先だっただけに、このたびの船長釈放決定は本当に残念です。
青山繁晴さんが9/22(水)の「アンカー」で「船長を不起訴にしたら、そこで日本の民主主義は死にます。アジアの民主主義を守る、育てていくのではなく、中国の圧力に屈する民主主義ってことが分かるから、もう僕は、日本の民主主義はそこで死に瀕すると思います」と発言されてました。
船長釈放は、日中間だけでなく、今後アジア全体にも大きな影響を与えてしまうでしょう。その意味でも残念でなりません。
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