【速報】中国人船長 処分保留で釈放決定
2010.09.24 Friday 17:29
くっくり
仙谷さん本人は、「刑事訴訟法の意を体してそういう判断に到達したと報告を受けた。それはそれとして了としている」(時事9/24 16:24)と、まるで他人事のようなコメントしてますけどね。
中国当局が日本人4人(「フジタ」社員)を「人質」にとったこと、やはりこれが引き金になったのでしょう。
中国人観光客が減ることによる日本経済への影響、レアアースの日本への輸出停止など、ま、他にもいろいろあるんでしょうが。
昨夜(9/23)遅く、日本人4人が中国河北省で軍事管理区域に侵入し、違法に軍事施設をビデオ撮影したとして中国当局に拘束された(朝日9/24)というニュースを聞いた時から、何か嫌な予感はしてたんです。
時期が時期だけにめちゃ怪しいでしょ。
日本のメディアは一斉に「報復措置ではないか」というふうに伝えましたが、中国側としては報復措置というよりは、日本人を「人質」にして、船長と交換しようって考えなんじゃないの?と。
何せ中国側はもうこれまで必死でしたからね。
件の中国人船長は、領海侵犯した上に、海保の巡視船(それも2隻)に故意にぶつけてきたんですから、しかも反省もしていないんですから、このまま行けば普通は起訴されるケースです。
つまり船長は日本の国内法で裁かれることになり、となれば、「尖閣は中国領」と主張している中国側にとっては「あり得ない」状況になります。
対外的にはメンツ丸つぶれ、国内的にも人民に説明がつかなくなります。
だからもうなりふり構ってられない。人質作戦でも何でもやってしまうってことだったんでしょう。
ちなみに、「軍事管理区域に侵入し、違法に軍事施設をビデオ撮影し、当局に拘束された」とか聞くと、何だか穏やかでない話だなと私たち日本人は驚きがちですが、実は中国などの共産国や独裁国では、こういうことで外国人が拘束されるのはよくある話だそうです。
読売テレビの早朝の番組で、辛坊治郎さんが体験談を話してました。
彼の場合は、中国ではないけども、昔、別の共産国に取材で行った時に、風景をビデオ撮影していたら、そこに軍事施設の門が映り込んでしまって、門までは50メートルぐらい離れていたそうですが、兵士がダーッと走ってきて、いきなり拘束されてしまったと。
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