「アンカー」尖閣中国漁船衝突事件 日本vs中国 統治システムの戦い
2010.09.23 Thursday 03:19
くっくり
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村西利恵
「前原外務大臣は先週金曜日に、『国内法で粛々と対応するだけだ』と話しています」
青山繁晴
「はい。前原さんも外務大臣になってしまって、もう言葉遣いに気を付けててですね、ま、木で鼻を括ったような言い方ですよね。で、粛々と対応って政治家はこういう言い方好きで、これだけじゃよく分かんないんだけども、その中身というのは実はこういうことです」
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村西利恵
「公務執行妨害容疑で刑事手続」
青山繁晴
「はい。ということはですね、例えば前にその尖閣諸島に、中国の人々7人が現れた、のをご記憶の方もいらっしゃると思いますが、その時は、刑事罰、あるいは刑事手続きを取らずに、行政処分だけで、つまり強制送還しただけで捕まえたりしなかったんです。それはどうしてかというと、その時は、入国管理法、ね、ま、正確に言うと、入管難民法、その法律だと、その、刑事罰与えなくても、行政処分だけでもいいんですよ。ところが、今回は、船をぶつけてきて、壊してるわけですから。まずは公務執行妨害で、で、本当は例えば器物破損とかですね、あるいはその、漁業法関連でもやらなきゃいけないかもしれない。要するに刑事手続きを踏むしかないんですよ。もうこれは他の道はありません。ということは、起訴か不起訴しかなくて、これ不起訴にしたら、そこでいわば日本の民主主義は、皆さんはっきり申しますが、死にます。それは、日本の民主主義っていうのは、アジアを守る、あるいはアジアを育てていくんじゃなくて、中国の圧力に屈する民主主義ってことが分かるから、もう僕は、日本の民主主義はそこで、死に瀕すると思います。そうじゃなくて、起訴した場合に、ここは実は選択肢があって、公判請求って書きましたが、これは普通の正式な起訴のことであって、普通は裁判やるわけですよ。だからビデオを今までなぜ公開しないかというと、その、裁判が始まる前に、証拠物件をメディアに流すってことは、実際はあってはいけないことですから、その、こっち(公判請求)に行こうとしてるんですよ」
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