「アンカー」尖閣中国漁船衝突事件 日本vs中国 統治システムの戦い
2010.09.23 Thursday 03:19
くっくり
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村西利恵
「この事件の本質は、日本型と中国型の統治システムの戦い」
青山繁晴
「はい。すなわち日本型の統治システムっていうのは、もう一回言いますが、石垣島のちっちゃな簡易裁判所のその裁判官が、自分で判断できるんですよ、どんな国際問題になっていようが。で、そういう民主主義に基づく統治システム。時間もかかるし、政府内がバラバラに見えるけど、それが国民の幸福なんだ、どうしてかというと、人間は本来自由であるべきだからという考え方と、いや、そうじゃなくて、中国のように、まあいわば大きすぎる国、14億も人間抱えてたらそんなもんじゃ統治できないから、共産党が全部コントロールするんですよと。ま、はっきり言うと、民主主義と独裁なんですよ。で、その、統治システムの戦いとあえて書きました、これ明らかに考えがぶつかってるわけですよ。どっちが勝つのかっていうことを、実はこうなんです」
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村西利恵
「『アジアが息をつめて見ている』」
青山繁晴
「はい。これはその、アジアっていうのはもちろんヨーロッパに比べたら、比較的、民主主義の発達が遅れたと言われてますけれども、でもそれは日本も含めてね、アジア型の民主主義を今までずっと模索してきたんですよ」
一同
「うん」
青山繁晴
「ところがその独裁の、いわば有利な点を上手に巧みに使う中国がどんどんどんどん力を伸ばしてきたから、みんな不安になってるわけですね。そこであえて言えば、日本は、『アンカー』でも言ったと思いますが、アジアの希望であるから、この際、ちゃんと貫いて、その、民主主義の値打ちを貫いてくれるのか、それとも中国の独裁型に屈するのか、それをもうアジアはほんとに息をつめて見てる。これ僕、適当に書いたんじゃなくて、僕なりに東南アジア歩いてきましたから、携帯電話の番号分かった人に番号かけてみて、こういう話をした上で、皆さんに申してるわけです。で、じゃあその日本型統治システムだったら、日本はこの事件をどうすべきなのか。実はどうすべきっていうよりは、もうこれっきゃないんです。はい、出して下さい」
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