「アンカー」尖閣中国漁船衝突事件 日本vs中国 統治システムの戦い
2010.09.23 Thursday 03:19
くっくり
村西利恵
「なるほど」
青山繁晴
「上手く行ってる時はいいけれども、何かあると、まともな、普通の民間のビジネスはできなくなるかもしれないということですね。それから、次にまあ反日デモはよくこれ、あの、起きます。で、その上でですね、やっぱりすごく異常なのが、これまあ起きますと言いますが、これ同時に起きるっていうところがちょっと、まあ、あの、日本なんかと違うとこなんですね。つまり誰かが指導してると。つまり中国共産党の工作活動の影は明らかにあるわけですが、今回特に目立つのがやっぱり、こういうことで(表の下の方を示して)、この、日本の学生たち1000人をこれ、上海訪問って書いてますけど、ほんとは上海万博ですね、中心になるのは。そこに招きたいと言ったのは、温家宝首相その人であって、日中首脳会談で、自分から言ったわけですよ」
山本浩之
「ええ、ええ」
青山繁晴
「それを何の理由も言わずにとにかく、嫌がらせのように拒絶してですよ、さらにこのSMAPに至っては、一体これとどういう関係があるのかっていうのが、ま、世界の常識であって、これ実は中国は損してるんですよ。世界に対してやっぱり中国はこんな国なんだっていうことをね、見せてるから、損をしてるんですが。さあ私たち当事者であるその、日本国民が理解しなきゃいけないのは、実はこれだと思います。出して下さい」
image[100922-04sihou.jpg]
村西利恵
「この過剰反応の理由は、中国国民は日本の『司法の独立』を理解できない」
青山繁晴
「はい。これは実は僕は昨日、教えてる近畿大学の経済学部の授業で、留学生の中国人にも言ったんですけど、君の国では司法の独立ってのはないよねと、言いました。それはあくまで、それはね、これ中国のその、単純な批判をしてるんじゃなくて、中国の考え方っていうのは、経済が資本主義に見えても、中国共産党が指導していく、全て中国共産党のコントロールの下で行く方が、国民にとって幸せなんだっていう考え方なんです。だから司法といえども中国共産党から独立してるんじゃなくて、あくまで、その、その、いわば先を進んでくれる共産党の指導の中にあるって考え方だから。さっきのように石垣簡易裁判所ごとき、ちっちゃな裁判所がですよ、中国から見たら、その自分の判断で、こんな重大問題で、拘留の延長決定なんかできるはずがないと思ってて、それは中国の人々はもうちっちゃい頃からそれしか知らないから、石垣簡裁がどうのこうのじゃなくて、それ日本政府が船長を10日間も閉じ込めるんだと、思うほかないわけですよ」
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