「アンカー」党内野党を抱えた菅政権&尖閣沖中国船衝突事件の深層
2010.09.16 Thursday 01:30
くっくり
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村西利恵
「外務省の幹部によると、中国の狙いは『尖閣諸島を領土問題にしようとしている』」
青山繁晴
「はい。5回呼びつけたり、午前0時に呼びつけたり、それ感情でやってるんじゃない。それからその、日中関係がその、中国国民の怒りをこう、増幅させて悪くなったりしないように善意でやってるんじゃなくて、尖閣諸島は国際社会でまだ領土問題としては扱われていません。日本政府もその方針を貫いてます。蓮舫さんがそれと違うことを言ったのは、それもあとから取り消してもダメなんですが、いかに閣僚にその、意識が薄いかっていうことを物語ってあって、総理はきちんと注意すべきか、あるいは今、続投の話になってますが、ほんとは更迭すべきですよ。で、その上でね、中国としてはまず領土問題にしたいから、これを逆手にとって、いわば活用して、問題を紛糾させようとしてるんです。これ僕、中国を非難して言ってるんじゃなくて、もう一回言いますが、国際社会の常識で、外交に善意はないんです。国連本部はきれいな美しい物語がある所じゃなくて、一番国益がぶつかる世界で一番醜い所で、それが当然のことなんです。みんな自分の国益が大事なんですから。で、それを考えると、その、新しい菅内閣がその蓮舫さんも抱え込んだまま、この、こういうことに即応できないってのは大きな問題になり、これがその、例えば中国から日本が舐められる、舐められているってことにもつながり、そしてもう一つ経済で言うとこうですね」
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村西利恵
「内向きで即応できない菅政権を見透かして、円相場は一時1ドル82円台までなりました」
青山繁晴
「はい。つまりこれはマーケットというものが、菅政権を見透かす、もっと言うと要するに舐めてるわけですよ。どうせ即応はできないだろうということで、もうどんどんどんどん、その、円をつり上げていって、そして介入の動きが今日はありましたからね、いったん戻したけど、でもそこへ戻すってのはいったん利益を確保する意味がありますから、その、投機筋は。もう一度また舐めて出てくるであろうっていうことなんですね。で、そうすると、もう今日の時点ではっきり言えることは、菅さんは、小沢派っていう体半分を抱えてようが、もういちいち小沢さんに今日みたいに時間を取ってもらえないのに相談したりするんじゃなくて、内政で苦しみながらも外交と経済だけは、もうまさしく突破力を持って、自分を捨てて、突進して、もう即断、即決で行くしかないんですよ。もうそれを有権者の側が民主支持、自民支持、そんなの関係なく、外交と経済はあなたの即応、即断で突破してくれということを、僕らは求めるしかないと思います」
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