韓国の『夢想自大主義』「SAPIO」06.4.26号

2010.09.13 Monday 00:31
くっくり



 たとえば室町時代以降の朝鮮通信使ひとつとってみても、日本側が「朝貢使節として受け入れた」という見方を示したのに対し、韓国側専門家は「対等の善隣友好使節だった。朝貢という用語自体を削除せよ」と反論した。ネットでその詳細を読むことができる。

 対等なら徳川政権の百数十年も前から、一方的に「通信使」が数十回も日本にやってくるはずがない。琉球王国と同様、朝鮮も本中華(大陸)と中中華(日本)に「両属」していた。

 それを日本から指摘されると逆上するのである。

 韓国がこうした歴史の歪曲、捏造、創造にのめり込んだ責任の一端は日本にもある。韓国が度を越した自尊に邁進するのを容認しただけでなく、日本は正反対に自虐の教育を徹底させてきた。通信使が大陸文化を伝えに来てくれた善意の友好使節だと教えてきたのは、日本人自身である。

 ところが韓国の国定教科書をめくると、朝鮮は古代から日本に「私たちの文化と技術を教えてあげた」「伝えてあげた」のオンパレードである(邦訳あり)。決して「大陸の」ではないのだ。

 韓国の夢想自大主義を知ることは、同時に日本の自小病理を直視することでもある。

 ____________________________全文起こしここまで


 先月発表された日韓併合100年の菅談話にも盛り込まれたとおり、日本政府が保管している朝鮮王朝儀軌等の朝鮮半島由来の貴重な図書を、近く韓国側に「お渡し」することになりました。

 が、韓国ではいまや公務員でさえ漢字を読めない時代だそうですから、こういった歴史的文書が手元に戻っても、果たして有効に活用できるのかどうか?

 韓国出身の呉善花さんも、「今の若い韓国人はほとんどがハングルしか読めないので、漢字で書かれた古典や歴史書が読めないんです。ですから、国が発表した歴史観を踏襲するだけです」と述べています(「WiLL」2010年10月号)。

 ついでに紹介すると、呉善花さんは他にこのようなことも……。

 「韓国では『手(の指)は内側に曲がる』という言葉があります。韓国は一つの民族、一つの血族だから、どんなに間違ったことがあっても『先生は韓国人なんだから手を内側に曲げないとダメでしょう』という。韓国人の感覚からいうと、事実であるかどうかは関係ないんです。『どうして教えられるべきでないことを教えられなければならないのか』『身内なんだから絶対に守らないといけないはずだ』となります。つまり、事実であろうがなかろうが、韓国の統一した考えに沿わないことは言うべきではないということです」(「WiLL」同号)

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