「アンカー」北後継問題と民主代表選外国人投票問題(尖閣中国船も)
2010.09.09 Thursday 02:06
くっくり
村西利恵
「5月の訪中で、北朝鮮側としては、三男への世襲を認めてほしい。それからキャッシュを含む経済的な支援をしてほしいということを求めたのに対し、中国側は、世襲は良くない、そして経済も改革開放をと主張して、これは決裂してしまった」
青山繁晴
「決裂ですね。ま、これは中国と北朝鮮の関係にとっては非常に珍しいことで、少なくとも金正日さんが総書記になってから、中朝の首脳会談が分裂状態に終わったことって今までなかったと思います。で、まず世襲については、世襲は良くないよということを伝えたようです。で、胡錦濤さんは、中国共産党の内部ではもっとはっきり言ってて、世襲っていうのは社会主義の大義、大義って言葉は鳩山さんが使ってからもう使うの嫌になりましたが(一同笑)、本来は由緒正しい言葉で、社会主義の大義に反するってことを胡錦濤さんなりの信念ではっきり言ってた。どうしてかというと、あの毛沢東ですら世襲させてませんね、自分の子供たちに。それからもっと言うと、ソ連のあのスターリンですら、自分の子供たちに世襲はさせてないから、そもそも社会主義と世襲は違うんだってのが胡錦濤さんの考えなんですよね。だからここでまず、これ、あの、合わないと。それから北朝鮮はとにかく困ってるから、キャッシュも含めたもう、即、即、助けてくれって言ったら、いや、即じゃなくて、前から言ってるだろうと。中国のような改革開放をやって、それで経済を立て直しなさいよってこと言って、そしたらこの金正日さんから見たら、これが一番困るんですよ。この開放って2字。これが一番困るわけです。それは金一族の独裁体制が崩れることを恐らく意味しますから、金正日さんは立腹して、このあとこの胡錦濤さんと一緒に、その、中国製のオペラを見に行くはずだったのを、それドタキャンして、帰って、その、帰ってしまって、北朝鮮に。強い不満を示したわけですよ。で、でも、それは北朝鮮にとってはそれで困るわけですよ。上海万博やってる間に何とかしなきゃいけないんだから。で、その、再訪中するわけなんですが、金正日さんは本当にしたたかな人ですから、その、単純にもう一回行きますっていうんじゃなくて、実はこういう仕掛けを用意しました」
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