みのもんた氏の韓国に対する認識の間違いを正す「SAPIO」06.4.26号

2010.08.24 Tuesday 00:39
くっくり



 ところが野党ハンナラ党の党首朴槿恵(パク・クネ)女史は、朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領の娘なんですよ。朴大統領はかつて日本帝国陸軍の中尉でした。この「改正」によって、ウリ党はハンナラ党党首の朴女史を追い落とそうとしたのです。そのために先手を取って、身内の与党党首が辞任したというわけですね。

 おわかりですか?韓国では歴史すら「政争の具」なんですよ。「正しい歴史認識を」なんて叫ぶ韓国人の要求に、バカ正直な日本人は「真相究明が必要だ」なんて思い込まされてますが、彼等はあれを「カード」として使っているだけです。そう言えば「日本人が頭を下げる」からですね。そのうえに「親の罪は子の罪であり孫の罪である」などという、近代国家にあるまじき「信仰」があるものだから、いつまでたっても文句を言うし、いくら援助しても感謝しないんです。それでもみのさん、「やっぱり植民地支配したから仕方ないんじゃないか」と思ってますか?しかし、どこの国にもまともな人間はいるもので、最近ではソウル大学の先生の次のような発言が、新聞に載るようになりました。李榮薫(イ・ヤンフン)経済学科教授のインタビューです。

Q・李教授が日帝植民地時代のイメージを修正するようになった個人的動機は何だったのか?

A・私は一九九〇年に、日帝の土地調査事業共同研究に取り掛かった。全国を回って土地台帳など原資料を収集した。慶南・金海(キムヘ)地域には大量の原資料が残っていた。資料を見て、教科書とはあまりに違う内容にびっくりし驚いた。(日帝が)土地申告をするようにして粗暴な農民たちの未申告地をでたらめに奪ったという教科書の記述と違い、未申告地が発生しないように綿密な行政指導をしたし、土地詐欺を防止するための啓導・啓蒙を繰り返した。農民達も自分の土地が測量されて地籍に上がるのを見て、喜んで積極的に協力した。その結果、墳墓、雑種地を中心に〇・五パーセントくらいが未申告地で残った。あのとき、私たちが持っていた植民地朝鮮のイメージが架空の創作物なのを悟った。(以下略)〉(『韓国日報』04年4月22日付、呉善花訳、下線引用者)

 要するに、韓国人の専門家が実際に調べてみると、韓国の(日本のではなく)教科書の方がデタラメだった、ということですよ。

<以下次号>

 ____________________________全文起こしここまで

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