みのもんた氏の韓国に対する認識の間違いを正す「SAPIO」06.4.26号

2010.08.24 Tuesday 00:39
くっくり



日帝協力者は子孫も犯罪者扱い

 実は「イチロー問題」は氷山の一角です。

 今の韓国は「反日はすべてを正当化する」という、とんでもない風潮があります。

 みのさん、そんなことを言っても、あなたはとても信じないでしょうから、これから「論より証拠」つまり証拠をお目にかけましょう。その前にちょっとうかがいたいことがあります。

 たとえば、あなたが街を歩いていたとします。ある男がもう一人の男にツバを吐きかけ罵倒し金を出せと脅している。当然「そんなことはやめなさい」と言うでしょう。そうしたらその男は「この野郎のオヤジはオレのオヤジを殺したんだ。だからコイツは悪いヤツだし、殺されたオヤジの息子であるオレにはいつも頭を下げて、金を出すべきなんだ。ジャマすんなよ」と答えました。

 どうですか、みのさん?この男の論理に賛成しますか?当然、反対ですね?近代国家というものは「親の罪は子の罪」などという考え方は認めません。

 ところが、韓国はいまだにこの考え方なんです。連座制という言葉を聞いたことがありますか。親が死刑なら子も(その罪で)死刑というもので、日本も昔はありましたが、中国や朝鮮のような儒教国ほどではありませんでした。たとえば反乱罪なら九族(きゅうぞく)(自分を中心に先祖および子孫四代にわたる血族)皆殺しでした。近代になってさすがに「連座死刑」は廃止されましたが、この意識は今も脈々と残っています。たとえば、日本でいえば「イトコのイトコ」にあたるような遠い親戚でも「一族」であるとみなされる(これを「本貫(ほんかん)」が同じという)と正式な結婚ができません。それは儒教のタブーなのですが、これは現在も法律化されているため、韓国では愛し合いながら入籍できないカップルが数万の単位でいるそうです。これ、ご存じでしたか?

 それにしても、井沢元彦という男は物事をオーバーに言ってるんだろう、と多分思ってますね?みのさん、それが韓国人に対する日本人の最大の誤解なんですよ。お待たせしました「論より証拠」の「証拠」をお見せしましょう。

 2004年3月、韓国の国会で「親日反民族行為真相究明特別法」という法律が成立しました。最終的には「日帝占領下反民族行為真相究明特別法(親日究明法)」という名称に変わりましたが、この法律の目的は過去にさかのぼって「親日派」を探し出し、「悪」を糾弾しようというものです。

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