「アンカー」タンカー爆発&米国防総省「年次報告書」と58年分のツケ

2010.08.19 Thursday 01:34
くっくり



青山繁晴
「はい。これはですね、あの、アメリカの国防総省って毎年3月に、中国が、どんどんどんどんその、軍備を拡張していって、しかも予算額もはっきりしないから、毎年3月に報告書出すんですが、オバマ政権になって全然出ないんですよ。だからみんなどうしてだって言ってたら、この9月に、あ、ごめんなさい、9月も近くなって、半年遅れぐらいで突然出たんですが、その中にびっくりすることがいろいろ書いてあって、中国は年内に空母を作り始めるだろうと。そして中国は自分では国防費は6兆円台と言ってるんですけども、本当は倍以上の13兆に迫るぐらいの、お金を使ってるよと。そしてさらにびっくりするのは、明言してるのはこの第2列島線。これちょっと地図出していただけますか」

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青山繁晴
「はい。これも簡単に申しますとね、要するにここにでっかい中国があって、核も含めてものすごい大きな軍事力をどんどんどんどんこう、広げてるわけですね。で、その時に日本列島を中心に、日本列島から始まって、沖縄、尖閣諸島、フィリピン、これが第1列島線。つまり中国の活動範囲は当面はここまでだろうと思われてたのが、この今のアメリカの国防総省の見方はそうじゃなくて、こっちのもっと広い、この小笠原諸島、硫黄島含む小笠原諸島、そしてグアムを含んでですね、その、インドネシアの端っこのほうまで、このあたりまで中国は出て、さらにそれも越えて、太平洋の半分を支配にかかるんじゃないかということが強調されてて、そしてアメリカは今、ここ(ベトナムの沖合い)に原子力空母ジョージ・ワシントン、日本から出して置いてるわけですね。で、尖閣諸島のことはもう、それよりもう、尖閣諸島のことは置いといて、この辺(南シナ海)を確保するのが大事だ、どうしてかというと、たとえばベトナムははっきり中国に対抗しているからだと、日本は何をしたいかよく分かんないから、こっちが重点だと、そうは書いてないけれども、その国防総省の報告書を見ると、全体にはそれが強調されてるわけですね。で、そのことがですね、えー、実は日本の国内の情勢にも大きく影響してる。それはさっきの民主党の動き(ストレートニュースで民主党代表選に関する党内の動きが伝えられた)にも関連して影響するんですが、そのことを後半にお話しますけれども、キーワードはこれです(フリップ出す)」

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