「アンカー」タンカー爆発&米国防総省「年次報告書」と58年分のツケ

2010.08.19 Thursday 01:34
くっくり



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村西利恵
「アメリカのクローリー国務次官補は、尖閣諸島の領有権をめぐるアメリカの立場は示さないとした上で、『日米安保条約が尖閣諸島に適用されるかと問われれば、そうだ』と会見で話しました」

青山繁晴
「はい。まずですね、あの、アメリカ合衆国の国務省ってのは、要するに外務省のことですね。そこの次官補が、共同通信の打電にいちいち反応するってのはそうあることじゃない(笑)。僕、共同通信に20年いましたけど、そんなにはなかったですね。だからアメリカはこれ、ま、重大とは思ってるわけですけど。そしてこのクローリーさんが、日米安保条約が尖閣諸島に適用されるかって聞かれれば、そりゃそうですよと答えたことをもって、日本の国内報道では、共同通信の報道は否定されたと。ま、共同通信ははっきり言って、僕の古巣ですけども、どうでもいい。そうじゃなくて、別に政策が変わったわけじゃないよと、日本を守りますよとクローリーさん言ったと報道されましたが、皆さん、そうですか?それ違いますよね。だってクローリーさんは尖閣諸島の領有権をめぐって、アメリカの立場は示さないって言ってるんですよ?だから日本の味方をするわけじゃないと、ここでまず言っててですよ。で、その安保条約が尖閣諸島に適用されるかと、もしそりゃ聞かれたら、そりゃそうですよと言ってる。これは何を言ってるかというと、歴史的な経緯を言ってるだけなんですよ。はい、ちょっと出してくれますか」

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青山繁晴
「これは何かというと、ご承知の通り、今ちょうどその夏ですけれどもね、65年前の8月15日、戦争に負けました。終戦って書いてあるけど、ほんとは敗戦と書くべきだと僕は思いますが。そして7年間アメリカに、アメリカをはじめとする連合軍に占領されて、日本は主権国家でなかった。それが1952年4月28日に、サンフランシスコ講和条約が発効して、日本は独立国家に戻りました」

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