「アンカー」タンカー爆発&米国防総省「年次報告書」と58年分のツケ

2010.08.19 Thursday 01:34
くっくり



一同
「はあー」

青山繁晴
「で、そのことがもしあったら、これは大変なことで、要するにホルムズ海峡の安全航行が、もうできないってことになりますね。で、日本は、先週申しました通り、このホルムズ海峡を通って、日本が今使ってる原油の実に8割以上がここを通ってるわけです。だからここを通れなくなったら、要するに今の1割、1割台しか原油がなくなるわけですから、その、単純計算で言えば。それはえらいことになるわけですね」

村西利恵
「大変な事態ですよね」

青山繁晴
「で、こうなったらですよ、普通の国は、つまり日本以外の全ての主権国家は、たとえば同じ戦争で負けたドイツであっても、ドイツのタンカーが通る時には、ドイツ連邦軍、海軍が護衛して、ここを通ろうとするわけですけど、皆さんご承知の通り、あの、敗戦後の日本の、憲法をはじめ、今の体制ではですよ、ずっと続いてきた体制では、海上自衛隊が、海外での武力行使を含むような護衛なんてできるはずがないわけですよね。で、そうすると、これ結局はここにいるのは誰かというと、アメリカの第五艦隊がいるわけですね。で、今、海上自衛隊がここ(アデン湾)にはいるけども、海賊対策で、しかしその、アフガン戦争に関連して、このあたり(インド洋)で給油活動やってた、ヤマヒロさんが(かつて取材で)行かれた、ここはもう撤収したわけで、第五艦隊との関係が冷え切ってて、情報もらえないようになってるわけですね。情報をくれない第五艦隊に、いや、やっぱり日本のタンカーを守って下さいって言えんのかってことになるわけです。従って、えー、今は、日米関係のこの動揺っていうのが、ここに大きな影響を与えるってことなんですね。で、1週間前の『アンカー』で、実はアメリカは、日本の大事な東シナ海、尖閣諸島などを無視し始めて、むしろ南シナ海で中国と睨み合う、そのためにはかつて戦争したベトナムと手を組むって方向に流れてると、いうお話をしましたが、実はそのあと、えー、16日、つまり一昨日に、それを裏付けするようなニュースがどっと出たんですね。はい、ちょっと出していただけますか」

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