海江田万里氏は中共のチベット弾圧を正当化しています
2010.08.09 Monday 18:05
くっくり
……と、少し感心しかけましたが、前段をよく読むと、マナーの悪い中国人に注意をしたら、相手が言い返してきて口喧嘩になったって、そんな話なんですよ。
決して、中共の政治家や要人などと喧嘩したって話じゃないんです。
さらに記事を読み進めると、「私はこれまで100回以上、訪中しています。政治家だけでなく、できるだけ幅広い層の人と知り合うよう、努力してきました。それでも、行くたびに『知らなかった!』と驚くことがあります。それが当たり前なのだと思っています」と言われてるんですが、これも、中国と日本とでは文化が違うとか、マナーに対する考え方が違うとか、そんなレベルの話じゃないの?
てか、海江田さん、100回も訪中しておいて、中国共産党がチベットに対してどんな残虐なことをしてきたかを知らないんですかね?
中国に行ったことのない私でもそれぐらい知ってますよ。
私だけじゃありません。2008年のチベット武力弾圧と、それに伴う情報統制などについては、あの頃かなり日本のメディアも報道してました。普通の感覚を持った人なら、誰もが「中共のやってることはおかしい」と感じたはずですし、チベット人に同情もしたはずです。
が、「ミヤネ屋」を見た限り、海江田さんにそういう普通の感覚が欠けていることは明らかです。
私が思うに、海江田さんって、お父さんや野末陳平氏から受けた影響によって、根っこのところがすでに親中というか、はなから中国は良い国だという前提で考えてしまってるんじゃないかという気がします。
(その点、ハニートラップなんかに引っかかった政治家とは根本的に違う)
サーチナのインタビュー記事に話を戻しますが、海江田さんはこんなことも言われています。「日本と中国では、体制が異なる。置かれた状況も違う。見方や考え方は違ってきます」。
確かにその通りです。
でも、信教の自由、言論の自由、表現の自由、これらは普遍的なものですよね。どこの国民・民族であろうと認められるべきものだし、人が人として生きていく上で一番大切なことです。
だからこそ、世界の多くの国、多くの人たちが中共のチベット弾圧を非難してるんじゃないですか。
ところが、海江田さんはそうは考えないようです。
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