菅談話と戦後補償 仙谷官房長官は恐ろしい人です
2010.08.07 Saturday 04:40
くっくり
私の知る限り、谷垣総裁は8月5日になってやっと発言しました。
菅談話については「必要があるのかどうか、大きな疑問だ」。また、仙谷さんが新たに個人補償を検討する考えを表明したことについては、「日韓基本条約とそれに伴う合意で解決された問題のはずだ。それを不用意に蒸し返すことは間違っている」(産経8/6)。
なぜそれをもっと早く言わん!?(-.-#)
まあ、そんなこんなで、私なりに、菅談話の発表を何とか阻止できないものかと、あれこれ考えたり、メール送ったりしましたが、もう何か全てが空しくなってきました……(T^T)
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河野談話や村山談話を見れば分かるように、この手の談話はいったん発表されたら、たとえ中身が歴史的事実に反したものであっても、国際社会では事実だと受け取られ、独り歩きをしてしまいます。
影響は相手国(今回の場合は韓国)だけに留まらないのです。
8月6日、広島の平和記念式典にアメリカ政府の代表として初めて参列したルース駐日大使は、献花も行わず、群がる記者に言葉も発さず、会場を去りました。
アメリカ国内では「原爆が第2次世界大戦の終結を早めた」などと正当化する声が根強くありますし、今回の参列そのものへの批判もあるわけですから、ルース大使としては、オバマ政権にとって不利になる言動はしない、できない、ということなのでしょう。
こんなふうに、国内・国外に関わらず相手に言質を取られないよう、慎重に行動するのが国際社会の常識だと思うのですが、日本の場合、逆に自分から言質を取られるように持っていってるとしか思えません(自民党時代からそういう面はありましたが)。
菅談話は村山談話を踏襲しそれを超えない内容になるらしい、補償にも触れないらしい、といった報道がさっき紹介した産経以外でもなされているようですが、どうでしょうか。
民主党政権にとっては初めての談話ですし、自民党時代との違いを出そうとするのではないでしょうか。
何より仙谷さんの企みが私は怖い。韓国側に言質を与える(と同時に、賠償したくてたまらない自分たちにも言質を与える)ような、まずい表現が盛り込まれたりしないでしょうか。
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