菅談話と戦後補償 仙谷官房長官は恐ろしい人です

2010.08.07 Saturday 04:40
くっくり



 とはいえ、こういった談話の作成は密室で進められるので、結局、発表されてみるまで本当の内容は分からないんですよね。

 密室と言えば、朝鮮学校の無償化問題もそうですよね。
 文部科学省は8月4日、高校授業料の実質無償化法の対象に朝鮮学校を含める方向で政府部内で最終調整する方針を固めたそうです。

 (この問題でも、産経は、文科省の前では金父子「礼賛」封印 総連が朝鮮学校に“授業改竄”指示、さらに朝鮮学校無償化 法令違反も 「思想教育」理念と矛盾などの記事を精力的に配信していますが、他紙は無視してますよね)

 朝鮮学校をどう扱うかに関しては、5月に専門家による会議を設置されたんですが、委員名や日程など全てが「非公開」。つまり国民の見えないところで、密室で決めようとしているわけです。

 過去の首相談話や官房長官談話なんかも、国民の目に触れないところで決められてきました。
 首相談話の場合は「閣議決定」が必要ですが(一般的な首相の「談話」や「メッセージ」の場合は不要)、国民にしてみれば、「今から首相談話を発表します」「……えっ?」って感じで、いきなり出てきたことには変わりありません。

 てか、村山談話の場合は、閣議に出席した大臣ですら、「え?何でこんなもんが急に出てきたの?」でしたからね。

 以下、産経の過去記事から一部引用。

村山談話の検証が不可欠だ 【土・日曜日に書く】論説委員・石川水穂(産経08/11/15)
≪■唐突に閣議に出された≫

 「遠くない過去の一時期、国策を誤り」と決めつけ、「植民地支配と侵略」に対する「痛切な反省の意」と「心からのお詫(わ)びの気持ち」を表明した村山談話は、そうした異様な政治状況の中で、唐突に閣議に出されたものだった。

 8月15日の閣議に先立ち、野坂浩賢官房長官は有力閣僚や与党幹部に内容を詳しく説明せず、「総理の気持ちなので、どうか何も言わずに了解してほしい」と頭を下げて根回ししたといわれる。

[7] << [9] >>
comments (25)
trackbacks (1)


<< 「アンカー」現地取材でわかった普天間移設問題の現状
海江田万里氏は中共のチベット弾圧を正当化しています >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]