「アンカー」現地取材でわかった普天間移設問題の現状

2010.08.05 Thursday 02:46
くっくり



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村西利恵
「はい。今後のスケジュールですが、日米合意によって8月末に辺野古の沖の位置や工法を決定することになっています。そして9月に入ると名護市議会議員選挙。9月の14日には民主党代表選挙。そして11月の13日、オバマ大統領が来日します。11月の28日には沖縄県知事選挙が控えています」

青山繁晴
「はい。で、皆さんこれ、オバマ大統領が来たりですね、こういう、ま、派手な行事があの、いっぱいこう並んでるわけですけど、実は一番大事なのは、この9月12日の名護市の市議選挙なんですね。で、名護市っていうのはこの、辺野古を含む所です、あの、辺野古は名護市内です。だからその、普天間の海兵隊部隊がやって来るとしたら、この名護市は当事者なわけですけれどね。これあの、普天間問題がなかったら、まあ単なる沖縄のちょっと大きめの町であって、あんまり全国に知られることはなかった。でもこの市議選がどうして大事かっていうとですよ、皆さんこれ名護市っていうとやっぱり記憶力のいい人は覚えてらっしゃると思うんですが、今年1月に市長選挙があったんですね。で、その市長選挙で、今までその辺野古に移ってくることを受け入れると言ってきた市長さんが落選しまして、絶対反対の新しい市長さんが今は市長なんですね。ところがこの市議選ではですね、その新しい市長さんへの野党、つまり条件付きだけども、受け入れなきゃいけないかなっていう、あの、市議のほうが、今のところ優勢なんですよ。で、これが実はその沖縄の苦しみをまざまざとあの、物語っているんであって、その、もうとにかく絶対反対で全て出て行けっていう方もいらっしゃれば、やっぱり沖縄の現実を考えると、あるいは日本の安全保障を考えると受け入れざるをえないんじゃないかって人まで、本当にその、あの、沖縄がこう分かれてしまってるっていうのが苦しみなんですね。で、たとえばその、沖縄県庁であれ、そういう所はですよ、そういう分かれた上に何とかバランスを取って、ギリギリの解決策を考えざるをえない。で、それを今回、僕は一番あの、僕なりに力を入れて聞いていったわけですけど、それがかなり、思ったよりもずっとはっきりと出てきました。それを皆さんちょっと見て下さい」

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