「アンカー」現地取材でわかった普天間移設問題の現状
2010.08.05 Thursday 02:46
くっくり
村西利恵
「付け入る隙というか、うん」
青山繁晴
「はい。はっきり言うと、外交はそういうことですから、隙があったところに手を入れなきゃいけないから、ここに空いてるここ(キャンベルとマクリスタルの間)に入れなきゃいけないわけで。その上でですね、もう皆さん今日の最後に、もう一度あの写真見ていただけますか」
image[100804-21umi.jpg]
青山繁晴
「はい。これ(右)さっき見ていただいた写真。そしてこれ(左)は実際に陸に降り立って、辺野古の海岸からこう見てるわけですけど、これあの、だからこっからこう撮ってるんですね(カメラが青山さんの手を映さなかったので詳細不明)」
image[100804-22umi2.jpg]
青山繁晴
「こっからこう撮ってですよ、ここにちょこっと見えますけど(対岸)、これプライベートビーチで、アメリカ海兵隊員とその家族しか入れない、えー、プライベートビーチなんですね。私たちの沖縄の海にそういう所があると。そしてですよ、皆さん、これがこのあたりですが(右の写真示して)、本当にこのきれいな海にわざわざ土砂をざばざば入れて、わざわざ外国の海兵隊に来てほしいと思いますか?すでにここが海兵隊基地なんですよ(右の写真の左手の方)。そしてここ(右の写真の中央あたり)は沖縄資本が一生懸命作ったリゾート地なんですけど、もうこのリゾート地もこれでもう、要するにリゾートでなくなってしまうって現状があるわけですね。そして僕が今言おうとしてるのは、このきれいな海を埋め立てていいのかっていうことだけじゃありません。もっと現実に即して言うと、危機管理の専門家のはしくれとして申せばですよ、ここで工事ができるはずがない。というのはこれ完全な洋上工事でしょ?ということは、これ全部海上封鎖しなきゃいけないですよ。で、反対派の方々は絶対お出でになりますから、その時に小型ボートとかあるいはアクアラングで来るのを防ぐためには、完全な海上封鎖ですから、警察でできるわけがない。海上保安庁もちょっと難しい。やっぱり海上自衛隊が…、そんなことできるわけないじゃないですか。ということは、いくら何をやっても結局は工事できないで普天間をそのまま使い続ける可能性が高い。ということは時間に、いや、解決に時間がかかる。時間がかかると何が起きるかというと、今のヘリがオスプレイっていうのに替わるんですよ。これ今、もう絵を出す時間はないんですかね?はい、これ今出ましたが」
[7] << [9] >>
-
trackbacks (3)
<< 【日韓併合】外国人から見た日本と日本人(19)
菅談話と戦後補償 仙谷官房長官は恐ろしい人です >>
[0] [top]