【日韓併合】外国人から見た日本と日本人(19)

2010.08.02 Monday 20:34
くっくり



 朝鮮の若者たちは、わたしたちが日本本土で見たのとちょうど同じような、教練、体育、それに精神講座に取り組んでいた。その他の点でも彼らは優秀であった。もし日本がこれら若者の歓心を勝ち得たならば、それだけですでに多くの成果をあげたことになるだろう。日本の当局者もこれまでの彼らの業績に満足しており、今年は二〇〇人の志願兵が採用されることになった。

■朱耀翰(チュ・ヨハン)=韓国人。詩人。父の赴任により少年期より日本に住む。戦後、韓国の国会議員となった。
昭和16年12月14日、朝鮮臨戦報告団が開催した米英打倒大講演会における演説「ルーズベルトよ答えよ」より

 正義人道の仮面を被り、摂取と陰謀をほしいままにしている世界の放火魔、世界一の偽善君子、アメリカ合衆国大統領ルーズベルト君。

 君は口を開けば人道を唱えるが、パリ講和会議の序文に、日本人が人種差別撤廃文案を挿入しようとしたとき、 これに反対し、削除したのはどこの国であり、黒人と東洋人を差別待遇して同じ席にもつかせず、アフリカ大陸で奴隷狩りをあたかも野獣狩りをするが如くしたのはどこの国のものであったか。

 しかし、君等の悪運は最早尽きた。一億同胞なかんずく朝鮮半島の二千四百万は渾然一体となって大東亜の聖戦の勇士とならんことを誓っている。

○ヘレン・ミアーズ=アメリカ人。東洋学者。1920年代から日米が開戦する直前まで2度にわたって中国と日本を訪れる。1946年(昭和21年)に連合国占領軍最高司令部の諮問機関のメンバーとして来日、戦後日本の労働基本法の策定に携わった。
「アメリカの鏡・日本」(昭和23年出版。出版当時、マッカーサーにより邦訳出版が禁止された)より

 昔の日本は中国から工人、学者、僧侶(そうりょ)を招いて、新しい製造技術、新しい社会と政治の運営方法、人間と自然と宇宙の関係についての新思想などを教えてもらった。留学生を送って、新しい知識を学ばせ、もち帰らせた。産業革命と機械文明以前の日本は、必要に応じて外部世界との関係を断ち切ることを選び、導入した技術と思想を時間をかけて消化し、自分たちの気質と環境に適応させていくことができた。

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