「アンカー」超ねじれ国会で菅政権危機&前原大臣電話出演
2010.07.15 Thursday 02:54
くっくり
山本浩之
「えー、青山さんによりますと、参院選の結果を受けて、本当のことをメディアが報じていないと。ま、メディアってのは私たちも当たるんですけれども。あの、そう言われると耳が痛いんですけども、一体どういうことなのか。さっそく解説お願いしたいと思います」
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青山繁晴
「はい。まずあの、本当のことから確認をしていきたいんですけど、あの、民主党が負けたのも本当だし、それから超ねじれ国会ってここに書いてありますけども、まさしく未曾有のねじれ国会ですよね。で、自民党政権時代、えー、福田さんにしろ、麻生さんにしろ、その、ねじれ国会、つまり衆参と、衆参で意思が違うってことにすごい苦しんだ。とは言いながら、あの時代は衆議院で与党が3分の2を持っていましたから、その、参議院で否決されても、あるいは60日間、議決がなくても、衆議院に戻して、そこで3分の2もう一度可決するから、政治は進んだんですけれども。皆さんもうあの、ご承知だと思いますが、今回の与党は衆議院で今のところ3分の2を持っていませんから、ということは何が起きるかというと、憲法や国会法によればですね、衆議院で決めたことがそのまま最後に通りますっていうのは実は3つしかなくて、1つは予算案ですね、予算。それからもう1つは条約の承認ですね。それからもう1つが内閣総理大臣の指名ですが、いずれも予算はまだ時期じゃないし、条約、内閣総理大臣も今のところ時期じゃないから、要するにあの、関係ないわけですよね、衆議院の優越が今。ということは政治はもうこのまま行くとできないっていうことになるわけですよね。で、それがその、分かっていて、有権者、国民はあえてねじれを選んだっていうことであって、だから消費増税がとにかく嫌だからっていうんじゃなくて、今のまま、この、国会や政治が進んでいくのに対して、これは自民党も含めて、ちょっと待てと。その、衆参あえてねじれを作るから、よく考えろということだと思うんですね。しかし同時にですね、これはあの、ほんとに未曾有のねじれですから、当然、実はこれからの政局を考えると、本当はややこしい話じゃなくて、もうこれっきゃないんですね。はい、出して下さい」
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