参院選で与党過半数割れ&青山さんの解説
2010.07.12 Monday 02:48
くっくり
午後8時、テレビ各局一斉に「与党過半数割れ」のテロップ!\(^O^)/
民主党の「暴走」を何としても止めなければいけないと思っていた私としては、まずはホッとしました。
が、これで本当に「暴走」にストップがかかるか?というと、いや、そう簡単にはいかないのではないでしょうか。
躍進したみんなの党が連立政権に入る可能性が否定できないからです。
参議院の与党過半数割れで厳しい国会運営を迫られる民主党政権にとって、新たな連立の枠組みの構築は不可避です。当然、みんなの党に擦り寄ってくるでしょう。政策的にもみんなの党と民主党とではそんなに差がないですしね。
みんなの党の渡辺喜美代表は、開票後、各局インタビューでこのように発言した模様です。
「みんなの党の霞が関改革法案も民主党は否決した。案を受け入れるのであれば協力もする」
「(与党との連立については)入閣要請があっても、ありえません」(読売7/11)
「(みんなの党が)霞が関改革法案を国会に出したが、民主党は否決した。反省してもう一回土俵に乗って来ると言うなら、(民主党と協力を)やれる。アジェンダ(政策課題)の重なる部分で一緒にできる」
「(立政権入りについては)一部だけ(の連携)で連立はあり得ない」(時事7/11)
私が見た番組では(FNNだったかと)、「菅さんはふらふらしていて覚悟がない。今の状態では組めません」という言い方をしてました。
これって裏を返せば、条件さえ整えばいつでも連立組みますよってことでは?
「首相が菅さんから他の人(公務員改革に熱心な人)に代わるのであれば、連立組んでもいいよ」というふうに私には聞こえました。
とはいえ、みんなの党も、選挙前からさんざん民主党と菅さんの批判をしてましたし、連立なんて組まないとはっきり言ってましたし、そもそも連立を組むことを期待して有権者が1票投じてくれたとも思ってないでしょうから、すぐに動くというわけにもいかないでしょうけどね。
で、民主党の話に戻ると、投開票の2日前(7月9日)に枝野幹事長が「過半数割れでも首相は続投」と予防線を張る発言をしていましたが、やはり菅さんおよび執行部の求心力低下は避けられないのではないでしょうか。
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