「アンカー」外国人地方参政権と朝鮮半島情勢と参院選

2010.07.08 Thursday 00:17
くっくり


村西利恵
「北朝鮮の祖国平和統一委員会は、今月1日に談話を発表しました。その内容は、『危険千万な現事態をより一層極端に追い込み、我々と全面戦争も辞さない極めて重大な挑発だ』」

青山繁晴
「はい。これご覧になると、まぁ北朝鮮はいつもこういう調子じゃないかと言われる方もいらっしゃるでしょうが、それからもうひとつ、その、祖国平和統一委員会って何だろうってことになるんですけど、まぁ金正日さん本人が言ってるんじゃなくて、これはまぁ普通で言うと、宣伝工作機関です。あの、西側の見方によればですね。で、あの、だから大したことないんじゃないかって見方をする方はいらっしゃると思いますが、いや、そうじゃなくて、これはほとんど悲鳴のような談話ですね。で、本来は戦略的な北朝鮮にとってはこういう談話は、こういうやり方しないんですよ、こういうケースは。どうしてかというと、これやるとですよ、ああ、やっぱり米韓連合軍の指揮権がアメリカにちゃんとあるってことは、北朝鮮にとって大打撃なんだなと」

一同
「うん(同意)」

青山繁晴
「アメリカ軍と韓国軍がタッグマッチを組んで、タッグを組んで迫っていけば、北朝鮮はもう悲鳴を上げるんだなということが分かっちゃいますから」

村西利恵
「確かにそうですね」

青山繁晴
「普通はここまで、あの、言わないはずなんですよ。このケースではですね。で、どうしてこのケースでこう言ったのかというと、これは実は日本のたとえば外事警察の関連の当局者などの見方も合わせると、ちょっと回りくどいですが、要するにインテリジェンスを全部含めると、こうであろうと。はい」

image[100707-13danwa2.jpg]

村西利恵
「金正日総書記の頭の中には、イラク戦争のフセイン大統領が浮かんでいると」

一同
「ああー」

青山繁晴
「はい。これあの、金正日総書記の頭の中をどうして分かるんだっていう、あの、ことも思う人いるかもしれませんが、実はこれ有名な話で、イラク戦争の真っ最中に金正日総書記が、これは現実のアクションとして、行動として、地下の特別室に立てこもって、このアメリカ軍とその、フセイン大統領の間に起きたことを克明に追いながら、なおかつ自分を身を隠して、つまりアメリカがフセイン大統領と同時に自分とこに来るんじゃないかって警戒までして、深い関心を持ってフォローしてたってのはこれ、有名な話なんですね。で、これは金正日総書記は頭良さそうに見えて、案外違うことを結びつけるんだと、見方をした、実は専門家もいたんですが、違います。そうじゃなくて、金正日総書記はやっぱり非常に正確に事態を見てたと僕は思ってます。というのは、背景にこれがあるからです」

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