「アンカー」菅首相とサミット 消費税触れず&北名指し非難の真相
2010.07.01 Thursday 01:37
くっくり
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村西利恵
「それはG8首脳宣言に盛り込まれた韓国哨戒艦沈没事件についての、北朝鮮を名指しで非難したこと」
青山繁晴
「はい。これも大したことないって言う人いるけど、ま、とりあえず北朝鮮って名前が入ったことは大きくて、それがどうしてそうなったかというのはこれです(フリップ出す)」
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村西利恵
「ここでズバリキーワードは『裏取引が成立』。どことどこの、どんな裏取引があったのか、CMのあと詳しく話していただきます」
(いったんCM)
山本浩之
「確かにG8で北朝鮮への非難声明が出されたことは、非常に大きな意味を持つと思います。2つめのキーワードはしかし、裏取引でした。続きをお願いしたいと思います」
青山繁晴
「はい。あの、G8の首脳宣言、実際に見ますとね、この北朝鮮を非難してる部分はもうほんとに1箇所だけだし、それから、ま、報告書をちょっと引用してるだけなんですね。だから抽象的じゃないかっていう見方はありますけれどね、でも今ヤマヒロさんも言われた通り、大きな意味があるっていうのはですよ、国連安保理の、国連安全保障理事会の議論でね、全然進んでないんですよ。しかしG8で、この首脳宣言が出たらですね、安保理に影響を与える。どんな影響かというと、安保理で何で進まないかというと、常任理事国のロシアと中国が、いや、北朝鮮を刺激しちゃいけないよって反対してるからですね。ところがこのG8には、中国はいないけどロシアがいてですよ、ロシアも結局この北朝鮮の名前を入れることに、これ賛成したわけですね。そして中国はG8にいないけれども、今回のサミットの特徴は、同じ時期にG8とG20をいわば連続して、重ねてやったんですね。だから中国とロシアはもう間違いなく、間違いなくってこれ推測じゃなくて、緊密に連絡を取り合ってたんですよ。ということは、G8にロシアだけじゃなくて、中国も、まあこれやむをえないなと妥協したと、この意味は大きいんですね。このあとの国連に戻った時に、議論必ず戻りますから、そこでその北朝鮮に対して厳しい姿勢がやっと出るかもしれないってことになるわけですね。じゃあ、ということは、今キーワードで出した裏取引って誰と誰の取引なのかというと、これ片方が中国っていうのはたぶんお分かりいただけますね、メインプレイヤーが。で、こっちのメインプレイヤーが菅総理だったらいいんですが、残念ながらそうじゃなくて、これはメインプレイヤーは実はアメリカです。で、アメリカの陰に韓国がいて、中国の影にロシアがいるってことなんですが、じゃあアメリカと中国ってそれぞれのメインプレイヤーがどんな取引をしたのかというと、これです」
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