「アンカー」消費税10%発言の裏側に潜む菅首相の狙いと野望
2010.06.24 Thursday 01:34
くっくり
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村西利恵
「はい。マニフェストや党首の発言より、このような表にしています。消費税上げるとしているのは、この赤の3党。自民党『当面10%』。そして新党改革『2020年ごろに10%以上』。たちあがれ日本『2012年度から8%以上』。で、反対に、上げないとしているのが、この青の4党。共産党『絶対反対』。国民新党『国民の苦しみが分かっていない』。社民党『引き上げはしない』。みんなの党『論議自体を封印』。で、賛成反対はっきり分かれる中で、公明党だけが『財政再建のためなら今は反対』と、条件付きの反対という立場です」
青山繁晴
「うん。条件付きの反対とも言えるし、ひょっとしたら条件付きの賛成になるかもしれないということですね」
村西利恵
「そうですね、はい」
青山繁晴
「で、これ、ま、公明党も含めて、この、いわば真ん中で分かれるのはですね、皆さんこれ見ていただくと一目瞭然で、要するに、菅さんの言ってることと考え方が同じか、近いのはこっち(赤)側で、これ見事に、今はその、連立を組む相手じゃないけど、ひょっとしたら参院選後に組むかもしれない、あるいはあの、大連立じゃなくても部分的に組むかもしれないっていう所がズバリ並んでるわけですね。公明党も含めてですね。で、逆にこっち(青)見ていただくと、いや、菅さんの考え方は許せない、絶対反対だと言ってる側に、ちゃんと国民新党、社民党っていう鳩山政権時代の連立パートナーがいるわけですね。これは、菅さんが消費税って言っただけでですよ、こうやって綺麗に分かれちゃうわけですよ。ということは連立を場合によっては組み替えるよってことが、一言でこれ、実は動き出したわけですね。そして特に自由民主党について言うとですよ、この谷垣さんはまぁある意味必死になってね、大連立なんかしませんとおっしゃってるけど、これ消費税については同じなんだから、いわばその、この政策については連合できるかもしれない。それを大連立っていうのか、政策ごとの部分連合っていうのか、そんなものははっきり言うと言葉の問題かもしないし、誰が大臣になるならないよりも、その消費税っていちばん大事なとこで一緒にやるんだったら、自民党と組むということが動き出してるわけじゃないですか。で、しかも自民党は、谷垣さんは参院選負けたら辞めるってはっきりおっしゃいましたね。もし辞めたら、このあとになるのは一番有力なのは石破さんですよ。石破茂さんはすでに、政策によっては、賛成反対それぞれあるって言ってるわけだから、これ実は自民党と組む話がもう動いてるわけですね。で、しかも非常に菅さんしたたかなのは、これ小沢さん抜きの話ですね」
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