民主党の存在が許されるのは野党までだった

2010.06.19 Saturday 02:33
くっくり


 本気で怒ってたのは産経新聞ぐらい?
 阿比留瑠比記者曰く、
 「国会が閉会し、参院選が事実上スタートした機会に一つ指摘しておきたい。それは、国民と国会がこれほど菅直人首相をはじめ為政者たちに愚弄され、軽んじられた事態は、憲政史上にめったになかったという問題だ」(産経6/16 23:39

 確かに選挙のことを考えるのは大切です。たとえば消費税はどうなるのかなどは、私も気になるところです。
 が、選挙でどの党に、どの候補者に投票するかを判断するためには、これまでの総括も当然必要ですよね。

 ニュースをまめにチェックされている方にとっては、古い話題と感じるものも含まれてると思いますが、今週の政治の動きをちょっとまとめておきます。


 菅総理は、就任後初めての国会論戦をわずか2日間で終わらせてしまいました。予算委員会も開かれずじまいでした。

 実は先週末の時点で民主党は、党首討論を16日に行うか、会期を1日延長して16、17日に衆参で1日ずつ予算委を開催するかの両案を野党側に示していました。
 なのに、14日になって樽床国対委員長が両案を撤回してしまったのです。

 何とまぁチキンな人たちだろう!
 政治とカネその他の問題で野党から追及されるのがそんなに怖いの?支持率下がることがそんなに怖いの?(下がると決まったわけでもあるまいに)

 多くの国民が今も気にしているところの民主党が抱える政治とカネの問題は、まだ何ひとつ解決していません。

 「陸山会」土地購入問題に関し、1月に政治資金規正法違反で逮捕された小沢一郎前幹事長の元公設秘書の石川知裕議員は、2月に民主党を離党しただけで、未だに議員をやってます。
 野党は議員辞職勧告決議の本会議採決を主張しましたが、民主党が反対したため実現しませんでした。

 小林千代美議員は北教組の不正献金事件について「知らない」と言い続けました。
 北教組の委員長代理に有罪判決が出た14日にようやく辞職会見をしましたが(実際の辞職は国会閉会日の16日)、あまりにも遅い!
 6月2日に鳩山さんが総理が辞める際に小林議員を名指しで辞職を求めましたが、それでもまだ辞めなかったし、党側も特に反応しませんでした。

[7] beginning... [9] >>
comments (37)
trackbacks (0)


<< 「アンカー」朝鮮半島と中東が史上初の同時危機!?(付:国会閉会)
世界が忘れない日本の物語「ビーバップ!ハイヒール」より >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]