「アンカー」朝鮮半島と中東が史上初の同時危機!?(付:国会閉会)

2010.06.17 Thursday 03:40
くっくり



(いったんCM)

山本浩之
「中東と朝鮮半島との同時危機という文字が出ましたけれども、そんな中で菅総理はどうして機を逃すのか。引き続きお願いしたいというふうに思います」

岡安譲
「ちょっと青山さんにひとつだけ質問があるんですけど、いいですか」

青山繁晴
「岡安ちゃんの逆襲です。はい」

山本浩之
「質問初めてですよね」

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岡安譲
「そうですね。僕からするのは初めてなんですが、あの、先ほどの説明であの、イランへのセールスということで、イスラエルが人道支援船を急襲したのが5月の末と6月の初め。で、韓国哨戒船撃沈事件は3月の末ですよね。これ時系列的に言うと反対のような気がするんですが。ということは、見越していたっていうことですか、北朝鮮が」

青山繁晴
「うん、それあの、見越していたというよりは、実はその、北朝鮮がイランに潜航艇を売るようになったのは、もう2007年から売ってるんです」

岡安譲
「あ、そんなに前から売ってるんですか」

青山繁晴
「ええ、それは実はまぁ少なくとも国際社会のインテリジェンス、情報の世界では事実上確認されていることであって。ていうのはその、イランの港に北朝鮮の29メートルのやつの、そのそっくりの姿が出てきたりするわけですからね。だからその、この日本ではそういう報道がなされないけれども、世界ではこの3年間、ずーっとその北朝鮮が潜水艇を売って云々の話が続いてきて、ということは、北朝鮮から潜航艇を買ったイランはイスラエルとどうするのか、で、イスラエルはいつイランをやるのかってことがずっと注目されてきたんで、イスラエルがそもそも5月6月に人道支援船をその、急襲する時に、このことも考えた上でやってるわけですよ。それで孤立するってことも、もうネタニヤフ首相は覚悟してというか、わざと自分を孤立させて、国内世論に反対もありますからね、イスラエルの中にも反対派いますから、そういう人たちを封じるためにあえて強硬なことをやってしまって、イスラエルはやるんだぞというふうに見せて、次はイランだという雰囲気を実は作ってるわけで、もうみんな周到に計画されてることなんですよ。あの3月26日の(韓国哨戒船撃沈)事件についても、さっき言った日本政府の情報当局者は、この番組で言いましたね、世界で一番早かったですよ、5月13日の時点でね、あれは意図的なものだと言ったんですが、昨日の朝はもっとはっきりとね、どれぐらい演習を繰り返してきたか、どれぐらい周到に金正日総書記が指示してきたか、そしてあの3月26日のあと、北朝鮮の軍部の中で変化があって、将軍が急に増えたと。だから3月26日を勝利として捉えてんだということまでね、言ってましたから。その、あの、偶発はほとんどないんですよ。偶発がほとんどないのに、日本ではバラバラに報道されるから、みんなこう何か時々あっちこっちで火花吹いてるように見えるんですが、全部つながってる話なんですね。で、その上でですね、いいですか、岡安ちゃん」

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