「アンカー」朝鮮半島と中東が史上初の同時危機!?(付:国会閉会)
2010.06.17 Thursday 03:40
くっくり
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村西利恵
「韓国では今月2日に統一地方選挙が行われ、与党が惨敗しました。そこで示されたのは、『厭戦(えんせん)の民意』」
青山繁晴
「はい。で、まずこの日付見てほしんですが、えー、6月2日、ね、村西さん、これは何の日だったですか?」
村西利恵
「日本では総理が辞めた日でしたね」
青山繁晴
「はい。そうです。鳩山総理がまさしく辞めた日で、この『アンカー』も大変だったですけど。で、その同じ日に実は韓国で統一地方選挙が行われて、そこでまさかという結果が出たんですね。与党のハンナラ党が、ま、ハンナラ党から見たら惨敗に終わったわけですね。で、これ普通だったらですよ、韓国に対する今までのイメージだったら、その、北朝鮮軍によって韓国の船が沈められて若者中心に46人殺されたわけですから、その時にはギュッと引き締まってその、強い姿勢を打ち出してた李明博大統領の与党、ハンナラ党が勝つだろうと、これけっこう世界中がそう思ってたわけですよ。そしたらそれが惨敗に終わって、野党側が勝ったわけですね。で、これで示されたのは、ここに厭戦っていう難しい言葉、あえて出しました。これあの、元は、この、この番組のスタッフからは、反戦の民意ですかと聞かれたんですけど、反戦というようなはっきりした意志じゃなくて、とにかくこれ嫌なんだと。厭(えん)っていうのは嫌がるって意味ですね。戦いはとにかく嫌なんだよ、そんなきついこと言わないで、もうどうせ朝鮮半島は、こう、ま、分裂したままでもしょうがないんだというような気分も含めてですね、その、きついこと言うなっていう雰囲気がその民意として示されたんですね。これ実は細かい分析も行われていて、一部北朝鮮の選挙工作も確かにありましたが、それごく一部であって、今まで投票に行かなかったような若い人が大量に行って、その出口調査によると大半の人が、この戦いは嫌だと、強い姿勢は嫌だという方に投票したと、つまり野党側に投票したということが明らかになってんですね。この結果、実は大きな結果を、あの、大きな変化が生まれました。はい、それはこれです」
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