2010.06.14 Monday 19:16
くっくり
「日本人遺族らのつつましやかな哀悼は、他人が見ている前で感情をあらわにすることをはばかる日本式祭礼文化と関係が深い」
「日本メディアも、自国民が命を失う事件、事故が起きれば、内容と原因を忠実に伝える」
「主観的判断で読者や視聴者の感性を刺激したり葛藤(かっとう)をあおったりはしない。さらに、特定の方向へと誘導するような報道はタブー視されている。遺族が遺体を担保に極限闘争をすることもない」
「(日韓の立場が逆だった場合を暗に仮定して)国ごとに文化の差はあるが、落ち着きの中で亡き人への礼儀を守る日本の祭礼文化は、円滑な事態収拾策を引き出す助けとなる」
産経新聞2010年1月28日付オピニオン面「談話室」(読者投書)より
私はペルーの日系3世だ。日本に来て10年以上になる。私は、日本人はとても誠実な国民だと思う。
日本に来てすぐ、全財産が入っている財布を落としてしまった。財布がないのに気づいたとき、ものすごく恐ろしい気持ちになった。これで日本での生活は終わりだと思ったのだ。
ところが、私の財布は駅の事務所に届いていた。そして、お金は元のまま入っていた。驚いた。外国だったら、同じ結果はありえないだろう。
最近の日本のニュースは悪い事件ばかりなので、日本の社会は悪くなってきていると思っている人が多いのではないだろうか。でも、それは本当の日本ではない、本当の日本はすごくいい社会だと思う。
日本人は、自分たちが誠実だということを忘れているのだろうか。誠実というのは目立たないことかもしれない。でも、私から見ると誠実なことはすばらしい宝物だ。
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