2010.06.14 Monday 19:16
くっくり
産経新聞09年11月30日付【環球異見】釜山射撃場火災より
●文化日報11月19日付夕刊コラム「取材手帳」
「日本人遺族にとり、家族の身元確認と、愛する家族がどうして死に至ったのかという原因究明が何より重要なことに感じられた。補償問題は一切、口にしなかった」
「事故が発生するたびに補償問題がすぐに起きて、金額でもめてきた韓国とはかなり違う姿だ。韓国政府と対策本部が補償問題を提起したのに、むしろ彼らは遺体を解剖しないでほしいという要望を先にした」
「集団行動を自制しようとする日本人遺族らの態度も印象的だった」
「韓国政府に何か伝えたい場合、釜山総領事館関係者など公式ルートで意見を伝えていた。1家族に1人の専属通訳がいたにもかかわらず、個人的なコメントを出すことはほとんどなかった」
「警察の捜査期間中、日本人遺族は韓国政府を表立って非難したことはなかった。言葉を慎んだし、号泣することもなかったし、韓国に対する露骨な敵意や要求も示さなかった」
「血縁を失った悲しみの中で見せた普通の日本人の毅然(きぜん)として節度ある言動は永く消えない記憶として残るようだ」
●朝鮮日報11月19日付コラム「万物相」
「(5年前の新潟県中越地震で)2人の子供と母親が生き埋めになっているとき、おばあさんがマスコミのインタビューに語った、『3人が元気に家に戻ってくるのを待っています。皆様にご迷惑をおかけして申し訳ありません』という言葉が印象的だった」
「(イラクで人質になり殺害された日本人の家族の声明文に「ご迷惑をおかけし申し訳ありません」とあったことに触れ)日本人たちは自分の不幸を言い募る前に、他人が自分を心配し気遣ってくれることに申し訳ないと思うのだ」
「(日本人が葬式でもほとんど声を出して泣くようなことはしないのは)自分の悲しみで他人に気遣いさせることを“迷惑”と考え、悲しみを外に出さないことを美徳とする態度が背景にあるからだ」
●東亜日報11月19日付 権純活論説委員によるコラム
「事故翌日に韓国に来た日本人遺族は感情を抑え、悲しみを心中に押しとどめた。血走った目で怒りをあらわにする姿は見られず、涙ながらに訴える記者会見のようなものはなかった」
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