「アンカー」ズル菅の人事・経済政策・外交安保・拉致(付:荒井問題)

2010.06.10 Thursday 02:25
くっくり



 この話は僕も大変驚いたんですけども。最初に見たのは今日(6月9日)の未明の読売新聞のネット版、読売の特ダネですね。で、夜が明けるちょっと前から電話をし始めて、この番組に出るまでに僕なりに分かったことを整理して申しますと、僕個人の調べですから責任は僕にありますが、結論から言うとこれはアウトだと思います。

 というのは、マンションの一室なんですね。ふだん洗濯物が干してあって普通に暮らしてる家だと。それで広くもないマンションなので事務所の部屋なんて全然ないと。で、この知人の方は実際に荒井さんの古い知人で、僕も確認したが、知人の方は郵便物の整理してるから事務所なんだとおっしゃってるんですが、その郵便物が、僕の調べた限りだと年に2回ほど総務相から来る郵便物なんです。それ当たり前で、荒井さんが事務所だと言ってるから総務省からその関係の書類が来るんですよ。それを荒井さんとこに渡すだけなんですよね。それ以外にいわゆる連絡業務の実態が全くないんですよ。それなのにFNNの調べだと3年間で2000万円強、で、僕も含め読売とかそういうとこの調べでは6年間で4220万円の経費計上してるんですね。これ庶民の生活感覚、あるいは普通の仕事の感覚から言っても、1年に2回郵便物を、それも2通扱うだけでこんなに人件費かかるわけがない。

 幹事長代理の細野さんは「光熱費計上してないしね」とおっしゃってるが、いや、そんな問題じゃなくて、これはやっぱりアウトなので、菅総理が素早い決断されるべきだと思います。これはポストも国家戦略担当で民主党の要のポストだし、何より新総理の側近中の側近ですからね。自民党側に、任命責任のことも石破さんに言われてましたが、自民党に言われるまでもなく、今までの事前調査は一体どうだったのか。それが不十分だったという責任免れないから。いきなり辞任してもらうわけにいかないという判断がおそらく働いてて、今は強気で「問題ない」と言ってるんだと思いますが、それがかえって…。

(傷口を広げますよね、そういう考え方というのは。新政権に移って、私はそうは思わないが、民主党の一部に今までのこの政治とカネの問題がいつの間にか全部飛んでいってしまって、で、クリーンな政治を打ち出すんだって、いや、ちょっと待って下さいよと。今までの政治とカネの問題だってまだカタが付いたわけじゃないんですよ。そこへ持ってきてこの問題でしょ)


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