「アンカー」ズル菅の人事・経済政策・外交安保・拉致(付:荒井問題)

2010.06.10 Thursday 02:25
くっくり



岡安譲
「私は気がつきませんでした(一同笑)」

青山繁晴
「はい、これは打ち合わせなしで今、振ったんですが」

岡安譲
「すみません(笑)」

青山繁晴
「あの、岡安ちゃんにしては珍しいと思うんですが、当然これは、えっ、外交・安保どこ行ったの?と」

岡安譲
「ああー、そうですね」

青山繁晴
「で、しかももうこの間の菅さんの話からも、スポッときれいに抜けてるじゃないですか。外交・安保どうしたんですか。安保の話は普天間のことだけじゃありませんでしょ、皆さんね。外交・安保の基本どうしたんですか。その中でえっと僕もびっくりする出来事がありました。それはこれです」

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村西利恵
「次の中国大使に、丹羽宇一郎・伊藤忠商事相談役をあてることで調整していると」

青山繁晴
「はい。これは僕もびっくりして、実は僕なりのチャイナルートで中国側の反応も聞いたんですが、これあの、中国ってそこはやっぱりアメリカと似てて、言うことはっきりしててですね、商売人を送ってくるのかと言われました。ええ、これはあの、原文は英語なんですけれども、商売人を送ってくるのかと。いちビジネスマンを送ってくるのかと。それ中国は、ま、びっくりすると同時に、あ、こういう意味かと菅外交を実は見抜いてますよね。要するに商売さえうまくいけばいいんだと。これは、ま、丹羽さん怒るかもしれませんが。丹羽さんは国家観もある人だけれども。でも世界の受け止めはですよ、どういうことかというと、今、中国は日米同盟が動揺してるのを見て、普天間問題などで。中国海軍の艦隊を沖縄と宮古島の間に入れてきて、沖の鳥島の周り回って、もう好きなように活動してるってのは世界が注目してるわけですね。その最中にですよ、丹羽さんは素晴らしい財界人だけれども、経済人だけれども、しかし軍事とか安全保障に明るいわけじゃないから、そういうビジネスマン中心の人を送ってくるっていうのは、菅内閣はそういう問題はパスして、横に流して、とにかく日中関係は経済で行けばいいんだという外交方針だなっていうのが、これ実はもうはっきりメッセージになってるわけですよ。このことを僕たちははっきり見なきゃいけなくて。そうやって横に流してていく菅内閣は、はっきり言うとズル菅総理であっても逃げてはいけない問題が、実はこの外交・安全保障で1個ありますよね。皆さんそれはもう分かると思います。岡安ちゃん分かりますね?」

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