「アンカー」ズル菅の人事・経済政策・外交安保・拉致(付:荒井問題)

2010.06.10 Thursday 02:25
くっくり



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村西利恵
「菅総理はきのうの就任会見で、『強い経済と強い財政と強い社会保障を一体として実現する』と強調していました」

青山繁晴
「これは本心なんですね。しかしこの本心をやるためには1個重大なことがあって、それが今日のもうひとつのキーワードです。はい、これです(フリップ出す)」

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村西利恵
「ここでズバリキーワードは『それでどうなる消費税』。CMのあと詳しく話していただきます」

(いったんCM)

山本浩之
「さ、菅新総理はどのような経済政策を実行しようとしているのか。引き続きお願いします」

青山繁晴
「はい。今日は実は話題盛り沢山で、前半、相当早口になってしまって申し訳ない(一礼)。あの、おばあちゃん見るの大変だったと思うんですが(ヤマヒロ笑)、えー、後半なるべくゆっくり話したいとは思うんですけど、後半もちょっと盛り沢山で。このあの、菅さんの強い経済、強い財政、強い社会保障、一体としてやるんだと。これ見た瞬間、聞いた瞬間にかなりの方があれっ?どっかで聞いたなと思ったと思うんですよ。その通り、これはわずか4月の半ばにですね、ほとんど同じことを言った話があるんです。はい、出して下さい」

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村西利恵
「経団連が4月に発表した『成長戦略2010』の中身ですが、『新しい経済成長には財政と社会保障を一体で改革することが必要』と」

青山繁晴
「はい。この日本経団連の提言というのはもちろん、はっきり言いまして小難しい言葉でいっぱい書いてあってですね、あの、これでもまだ柔らかくまとめた方なんですが、要はでも菅さんが言ってるのと同じであって、もう日本は今は経済成長がなくてみんな困ってると。その、新しく経済成長させるには、この借金づけの国家財政を何とかしなきゃいけませんね。それからおばあちゃん聞いて下さいね。要するにその、将来が不安だと、こう若い人も、若い人の方がさらに不安かもしれませんが、将来が不安なその、財源がはっきりしないような社会保障、これがその、問題だから、この2つを何とかして、それで初めて新しい成長になると言ってるわけで、菅さんの言ってるのと実はニュアンスの違いはあっても本当は同じですね」

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